SSブログ

吉高由里子と「マダムフィガロ」のイザベル・ユペール [吉高由里子]

「ラブシャッフル」第9回である。
ああ・・・
感想はこのくらい。
もう一つ。
吉高由里子とDAIGOが同じ画面に収まるのは許しがたい。

ところで「マダムフィガロ」の3月20日号で
何人かのフランス女優にインタビューしていた。

わたしは正直言うと、
ジェーン・バーキンに対する注目は過大評価だと思う。
「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」は画期的な映画だが、
それはセルジュ・ゲンスブールの成したもの。
ジェーン・バーキンは、
シンガーとしても女優としても、
とりたててどうこういうほどの人ではない。

「マダムフィガロ」に載っていた他の女優は掛け値なしである。
イザベル・ユペール、ジュリエット・ビノシュ、サンドリーヌ・ボネール。
表紙はイザベル・ユペールだ。

そもそもこのような素晴らしい女優たちの特集を
映画雑誌ではなく、
女性ファッション誌が組むこと自体、
日本の映画雑誌の脆弱さを表している。

それはともかく、
よくぞこれだけのメンバーを一度の特集で揃えたものだ。
とりわけイザベル・ユペールは、
現在世界で最も偉大な女優だと断言できる。
わたしは、
吉高由里子を始め、
日本の才能ある若手女優は
すべてイザベル・ユペールの主要作品を観るべきだと思う。

この話題、続けよう。

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 2

She's a Rainbow

こんばんは。
久しぶりにラブシャッフルをよそ見することなくしっかり見たのですが、
思ったのは、吉高由里子と松田翔太をメインに、「死」と「エロス」と「再生」にテーマをしぼり、別の脚本家が書き直したら結構面白くなるんじゃないか?ってことなんですが・・・でも、これでは全く別のドラマですね。(笑)
本当は、それを映画でやるといいんでしょうが・・・。
まあ、でも分かったような事言ってますが、つい最近まで(というかこのブログに出会うまで)は、ドラマにも結構価値を置いていたわけでして・・・
ひいきの役者がしばらくドラマに出てこないと、もうドラマでは必要とされていないのではないか・・・と結構不安になったりしたものです。
でも、本当は、ドラマにもCMにもバラエティにも全く出ずに、映画だけで存在が認められるのであれば、それが一番役者として 表現者として贅沢で幸福なことですよね。なかなかそうはいかないのが現状でしょうが。
映画論、役者論を語れるほどわかってないので、またあさっての方向のコメントになってしまいました。失礼しました~
by She's a Rainbow (2009-03-16 19:49) 

末尾ルコ(アルベール)

いつもありがとうございます。
わたしに意見は少し極端に見えるかもしれませんが、本当はこれくらい言って当然だとは思います。
テレビドラマのすべてがダメと言っているわけではありませんが、例えばアメリカでアンジェリーナ・ジョリーがテレビの連続ドラマに出ることは(落ちぶれない限り)ありえませんし、フランスでもほぼ同様。
もちろん日本映画がしばらくダメな時代があって、「映画だけ」では食えなかったことも影響しているでしょう。
それにしても日本ほど映画とテレビドラマが「同じようなもの」だと思われていてはダメだと思うんですよね。
まず第一に、テレビは「映像表現」という言葉にまったく値しないものだと思うんです。
面白いドラマもありますよ。北川景子の「モップガール」だとか。
「モップガール」の北川景子は、ほんとうに魅力的でした。

「映画」と「テレビドラマ」の違いに関しては、これからもどんどん書いていきます。

またよろしくお願いします。

                             末尾ルコ(アルベール)

by 末尾ルコ(アルベール) (2009-03-16 21:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0