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「JILLE」と「日経エンタ」の吉高由里子。「ぜんぶ、フィデルのせい」のケルヴェル [吉高由里子]

「JILLE」5月号と「日経エンターテイメント」5月号に吉高由里子のページがあった。
立ち読みしようと思っていたところ、
たまたま入ったファミリーマートに両方あったので、きっちり読むことができた。
ファミリーマートも役に立つじゃないか。

「日経エンタ」はいつものとおり。
見当外れの「タレントパワーランキング」などを作って喜んでいる程度のものだが、
この「パワー」の捉え方に俳優やミュージシャンの「実力」がいっさい含まれていないのがスゴイ。
「日経エンタ」にとって、
表現者のクオリティは何の意味もないわけだ。
しかもランキングを作成するための「アンケート」というものが実にいいかげん。
ある種日本の「アホパワーランキング」とも言える。
吉高由里子のインタヴューは思ったよりも「まし」だった。
意外と映画の話が出ていたが、
(なにせ「日経エンタ」は、「テレビへ出て有名になるのがサイコー」という幼稚園児並みのメンタリティだから)
ちょっとおもしろかったのは、
吉高由里子が賞をもらった映画はR指定ばかりだという話。
それでこそ吉高。
「万人に愛される」吉高や「お子様ランチの」吉高は必要ないのだ。

「JILLE」の「吉高補完計画」は、
いつもどおり他愛無い内容。
その他愛無さのポップも吉高由里子の一側面。
ポップでもあるが、へヴィーでもあるのが吉高由里子。
「JILLE」の中では、
「海外セレブのバカンス風 夏をさきどりしちゃうのさ」
というフレーズとともに載っているポーズに注目。
笑える。

最近「白い春」の大橋のぞみによく言及しているが、
なにせ「ポニョ」を歌っただけで主役級に抜擢するという日本。
「ぜんぶ、フィデルのせい」というフランス映画があるが、
アンナ・デ・ラ・メサ役のニナ・ケルヴェルを観てほしい。

大橋のぞみも「子役」、二ナ・ケヴァルも「子役」。
しかし、あまりに違いすぎる。
日本人の甘さ。
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