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「白い春」阿部寛のワガママ?そんなワガママなら吉高由里子にもなってほしい。 [吉高由里子]

「週刊文春」の記事だったが、「白い春」の阿部寛が「ワガママ」だという。
その内容は、台本を書き直すこと、
そしてもともとラストシーンには(誰の歌か忘れたが)ドラマのテーマ曲を流す予定だったが、
阿部寛が「おれの演技に集中しろ」とばかりテーマ曲をかぶせるのを拒否したというのだ。

素晴らしいじゃないか!

わたしが多くの(すべてではない、念のため)テレビドラマを憎んでいる理由の一つが、
タイアップした曲のたれ流し。
そもそもドラマで使用されるのはJ-POPだのJ-ROCKだのだから、いい曲がほとんどないのは当然だが、
ひどいドラマになると最初から終わりまでまさしくたれ流し状態。
「曲の宣伝も頼まれているんだから」とばかり、どこでもかしこでも不快な曲が飛び出てくる。
そこには「いい作品を作ろう」「俳優の演技を信頼しよう」「きれいな画を取ろう」・・そんな意識はまるで感じられない。
好きな俳優が映っているのに、不快な甘ったるいだけのJ-POPがかぶさる気色の悪さは筆舌に尽くしがたいものがある。

残念ながら映画でもそのようなケースがあり、
例えば「手紙」では、ラストシーンで玉山鉄二が非常に力の入った芝居をしている最中に
小田和正のとんでもない歌が延々と流れた。
あのセンス・・何ともものが言えない。

阿部寛の態度は真剣に演じる人間としては当然のものだし、
吉高由里子にもそんなことができるくらいのステイタスを身につけてほしいと思う。
俳優の努力を無にする演出が多いのがテレビドラマだから。


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