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順子は「レダ」だと言った。 [小さな小説集 正気と狂気の間]

順子はよくテレビに出てくる女芸人に似ていると言われた。
しかしテレビをほとんど観ない順子は、その女芸人の顔を知らない。

順子は「わたしはレダだ」と言った。
順子はもう一度、「わたしはレダだ」と言った。
「昨夜白鳥が来たの」
順子の目は順子を見ている。
「だからわたしはレダだと分かった」
順子は言う。
「だから白鳥は昨夜わたしの部屋へ来た」
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