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見事な白星配給係、ミネソタ・ツインズ、ヤンキースに9敗して0勝 [エッセー・闘う敗北者たち]

甘くも少しは期待していた。
同じメジャーリーグのチームだ。
何度かやれば、大きく負け越していても一度や二度は勝つだろう、シーズン中に0勝7敗だから、このあたりで少しは勝つだろう。
ミネソタ・ツインズとニューヨーク・ヤンキースの関係はそんな甘いものではなかった。

11回、マウアーの打球はレフトへ飛んだ。
長打か、と思われたが間髪置かず審判はファウルのゼスチャーをした。
その後何度もリプレイが放送されたが、ボールは完全にフェアグラウンド。
まったく際どくもなんともない場所に落ちていた。
審判も人間だ。「完璧な」ヒットをファウルということもあるだろう。(そうあってほしくないが)
そこまでならまだしも、打ったマウアーも、ベースコーチも、ベンチの首脳陣もまったく動かなかったのはいかにも不思議だった。
あの「完璧な」二塁打を、11回ノーアウトという重要な局面で、誰もが「ファウルか」と簡単に納得したのだろうか。
その後マウワーはシングルを打ち、後続の2人もシングル。
しかし脚が遅いので、3本のヒットを打ちながらノーアウト満塁。
その後3人の打者が見事に凡退して0点に終わる。

その前に、9回には2点リードでストッパーのネイサンを出して、Aロッドに軽々と同点ホームラン。
最後にタシェラがサヨナラホーマーを打ったときは、「もう早く負けてしまえ」と投げやりになっていた。

ちなみにわたしは、ヤンキースを「主語」にする風潮が好きではないので、他チームがワールドシリーズへ行くことを望んでいる。

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