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「分かってるよ」 [小さな小説集 正気と狂気の間]

「もしもし」
正史の声だ。
なぜこんなに緊張する。
なぜ心臓は激しく動く。
「あの、わたし」
「分かってるよ」
(分かってるよ?)
秒速で嗚咽がこみ上げる。
けれど江里子は大人だ。すぐに切るなんてことはできない。
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