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猥褻な天使 ナスターシャ・キンスキー 3 [高貴な感覚 エロティシズム]

イングリッド・バーグマンをはじめ、戦後ハリウッド映画の女優たちを次々と観始めた日本の男性たちがどのような心理状況になったか。
「こんな美しい女性が世の中にいるのか」という衝撃と憧れ、そして救いようのない劣等感・・そのようなものがないまぜになった感情が心深く刻印されであろうことは想像に難くない。
現在と比較して、日本人の体型が「旧来の日本型」だったことも手伝って、スクリーンに大きく映し出されるハリウッドの女優たちは「天上の女性」に見えただろう。
実は現実の欧米女性には彼女らなりの弱点があり、日本人がそれほど羨む必要もないのだが(←一般論です)、スクリーンで女優を観るだけの一般の日本人たちにはそんなことを知る由もなかった。
そこでわたしが特に興味があるのが、当時の日本人男性たちはハリウッド女優たちにどのようなファンタジーを抱いたのかという点だ。

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コメント 2

kimiko

ワタシも初めてイングリット・バーグマンを見たとき、なぁんて美しい人なんでしょうと思いました。
by kimiko (2009-10-25 08:06) 

末尾ルコ(アルベール)

kimiko様

ティーンの人たちにも知ってほしいですね、あんな美しい人がいたということ。

                                 ルコ
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-10-26 01:09) 

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