SSブログ

「パリ、テキサス」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「パリ、テキサス」ヴィム・ヴェンダース監督

「孤独」を映像化した作品として屈指。砂漠の美しくも荒涼とした風景にマッチしたハリー・ディーン・スタントンの潤いのない容姿。それだけに出演時間の少ないナスターシャ・キンスキーの姿が聖母、あるいは聖女のヴィジョンのように見える。クライマックスはまさにカタルシス的感動。

8点
nice!(20)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 20

コメント 2

hir

不思議な印象の残る映画でした
言葉が、足りずに上手く言えませんが、私は好きな映画です
ベンダースならではの空気感がいいですね
by hir (2009-11-06 19:24) 

末尾ルコ(アルベール)

hir様

あのクライマックス。すべてが溶けるようなせつなさ・・。傑作ですね。

                              ルコ
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-11-06 19:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0