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「アナザースカイ」文化度の高い菊地凛子の話 2 [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

ジーナ・ローランズ主演、ジョン・カサべテス監督「グロリア」は、アメリカ映画史上でも稀なほどタフな女の映画だ。
ラテンのカラーと油の臭いさえ漂ってきそうな画面の中、一点の甘さもないジーナ・ローランズが何のきれいごとも並べることなく、しかし命がけで子どもを守る。
なるほど菊地凛子の目標の一つがジーナ・ローランズなのか。

そしてショーン・ペンと初めて会ったとき、振り向いた彼を見ただけで涙が零れたという。
零れたというよりも「流れた」か・・。
それだけ感激するだけの「思い入れ」と「感受性」。
その時は菊地凛子を知らなかったショーン・ペンだが、あるとき彼女の家に彼から電話がかかる。
「ちょっと出てこないか?」
指定されたレストランだかカフェだかへ行くと、そのにはロバート・デ・ニーロがいた。
デ・ニーロは何かよくわからないスープをスプーンで運びながら、「英語はできるか?」と尋ねたという。
「できない」と言うと、そのまま何も話してくれなかったのだとか。(笑)

まあ、そんな話をテレビのバラエティで聞けるなんて。

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