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ネオアンガージュマン 地方問題 「意識」の違い   [ネオアンガージュマン]

地方在住者。
と言ってもそのような名を冠せられる同じ属性を持ったグループがあるわけではない。

「地方に住んでいる」という状態は同じでも、その中身はまったく違うものだ。
それはある年齢以上の人たちを「高齢者」という言葉で一括りにする危険性と同じことだと思う。
あるいは「都会人」などという同じ属性を持ったグループなどないように。

などと書くと難しい話のように感じるかもしれないが、要するに「人間一人一人違う」というわけです。(笑)

で、ある地域にある「社会問題」に関しても、Aという人とBという人では受け取り方が違うわけだ。

例えばある地域に「高度な高齢化」という問題があるとする。
問題は厳然としてあるのだけれど、当然のことながら人によって受け取り方が違うのだ。
Aは「高度な高齢化」を深刻な問題として受け止めている。
Bは「高度な高齢化」を知っておりながら、何も感じていない。
Cは「高度な高齢化」という「事実」に関して知りもしない。

なぜこんなことを書くかというと、多くの人と話していて、「ああ日本はBとCのタイプが多いな」と痛感するからだ。

まずこうした状況を変えていかねばならない。

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orange

更にもうひとつのタイプを加えるのなら
「『高度な高齢化』がもう始まっていることを認識しているにも関わらず地域のしがらみを優先して行政担当者が思うように舵が切れないという状況に流され続けていることを知りながら黙認する」というDグループ
行政の内側から見るともっと違ったものも見えてくるかもしれません。

by orange (2011-07-23 01:20) 

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