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「空とぶ謎の革命カキ」その32 「愚かさ」とカキティーヌ。 2013年2月20日 [小説・孤独なカキの物語]

[スペード]正直矛盾だらけである。
矛盾という言葉も相応しくないかもしれない。
愚かである・
愚か過ぎると言ってもいい。
あまりに愚かだ。
何がって?
革命カキの思考さ。
革命カキの行為さ。
でも愚かだからって「革命」であってはいけないわけでもない。
愚かだからこそ「革命」なのかもしれないね。

「わたしも愚かよ、カキさん!」
カキティーヌは自宅のフランス部屋でそう呟く。
革命カキの声が聞こえたわけではない。
革命カキの声が聞こえたフリをしているのさ。
いや、聞こえたのかもしれない。
聞こえているのかもしれないよ。

タグ:アート カキ
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