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櫻井翔「家族ゲーム」を観ている人はぜひ松田優作映画「家族ゲーム」を!そして「松田優作、語る」を! [吉高由里子]

[黒ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[黒ハート]

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「言葉」「会話」「コミュニケーション」「話し方」・・・「美」

[ダイヤ]ジェニファー・ローレンスは今世界最高の若手女優というだけではなく、歴史的に見ても極めて稀な才能を持った女優です。

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

[スペード]櫻井翔の「家族ゲーム」を御覧になっている方は、あるいはそうでなくても、未見であればぜひ森田芳光監督の映画「家族ゲーム」を観ていただきたい。
比較してはいけませんが、テレビドラマとはまったく違った世界がそこに展開する。
日本映画史上でもエポックメイキングな作品の一つです。
森田芳光監督のクリエイティビティも後年は際立ったものが薄くなって来たんですが、「家族ゲーム」からしばらくの間は名実ともにスター監督として日本映画を牽引しました。
「家族ゲーム」は松田優作の俳優としてのキャパシティの広さをあらためて見せつけてくれたという意味でも圧倒的な功績を持つ映画です。
なんだかんだ言ってそれまでハードボイルドアクション俳優のイメージが強烈だった松田優作が静かな中に狂気を溢れるほど含んだかつてない人物を造形したわけです。

[スペード]実は部屋の整理を少ししていたら(笑)「松田優作、語る」(山口猛編 ちくま文庫)という本が出て来まして、これが読み出すと止まらない。
「家族ゲーム」公開時のことも松田優作がいろいろ語っている。
「24時間、映画について考えている」と言ってはばからない松田優作ならではの研ぎ澄まされた情熱をたっぷりと感じさせてくれます。

[スペード]「松田優作、語る」で非常に印象的な話の一つが、「NYで映画が熱烈に受け入れられているのに日本ではそんなこと報道してくれない」というもの。
「映画」というのはもちろん「家族ゲーム」のことです。
「日本のマスメディアは大事なことを伝えない」
松田優作を怒らせ嘆かせたマスメディアの状況は変わってないどころかより悪化していることを忘れてはいけません。

[スペード]櫻井翔「家族ゲーム」は「過激風」な展開もあるけれどそれはあくまでスパイス。
着地点は常に平和な「ヒュ~マン」路線であると、なかなかおもしろいドラマになっているけれどその点は限界でもあります。


「吉高由里子を映画館で観よう!」
「綾野剛のファンであれば、さあ、出演映画を観よう!それが綾野剛が活躍できる社会への一歩となる」


推薦映画

ジェニファー・ローレンス主演「ウィンターズ・ボーン」(かなりヴァイオレンス)
ライアン・ゴズリング主演「ドライヴ」(すごくヴァイオレンス)
もちろんジャック・ニコルソン「カッコーの巣の上で」

ジェニファー・ローレンス主演「世界にひとつのプレイブック」
クエンティン・タランティーノ監督「ジャンゴ 繋がれざる者」

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コメント 2

nano

宮川一朗太も印象的でしたね(。・w・。 ) ププッ
by nano (2013-04-30 08:08) 

pandan

「家族ゲーム」は次回も楽しみです。
by pandan (2013-04-30 09:02) 

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