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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に、美しくする講座」~日本でもそこそこヒットのレア・セドゥ「美女と野獣」に刺激されてジャン・コクトー版も!2015年2月10日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に、美しくする講座」~日本でもそこそこヒットのレア・セドゥ「美女と野獣」に刺激されてジャン・コクトー版も!

レア・セドゥ主演「美女と野獣」、ご覧になりましたか?
近年のフランス映画としては珍しく全国規模で公開された「美女と野獣」ですが、日本でもそこそこの観客動員があるようです。
わたしの思うに、「フランス映画と知らずに」観に来ている人もけっこういるんじゃないでしょうか。
別にどの国の映画でも楽しめればいいんですが、極力国籍は意識した方がいいです。
日本映画、アメリカ映画、フランス映画、イギリス映画、インド映画、韓国映画、ロシア映画、中国映画、スウェーデン映画、台湾映画、チェコ映画、スペイン映画、イタリア映画・・・。
・あなたは今までに何か国の映画を観ていますか?
実際は一つの映画が数か国かの合作であったり、そうでなくても様々な国籍を持つ人たちが関わっているのが普通です。
それでも多くの映画作品は如実に「国情」を映し出す。
「ストーリーが」とか言う以前に、「作風が」なんですね。
そのあたりの感覚が掴めてくればより映画を楽しめるし、人間的にも成長します。
「美女と野獣」について友人のフランス人フェノン(仮名)と話したんですが、やはり子供の頃に見たジャン・コクトー版は強烈な印象として刻まれているといいます。
当然ですよね。
あの強烈な美意識と映像を子どもの頃に観れば、ほとんどトラウマのように「一つの基準」として刻印されるでしょう。
だからですね、子どもに「子ども向け」のものばかり見せていてはいけません。(近頃では大人まで平気で「子ども向け」を見ていますが)
もちろん「選んで」ということになるけれど、子ども時代に「大人向け(と言うか、一般向け)」の映画なり小説なりにチャレンジさせてみる。
大切なことです。
さあ、まずはジャン・コクトー監督の「美女と野獣」でいきますか?

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