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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする講座」~誰の演技がいい?映画の中の織田信長!2015年2月17日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする講座」~誰の演技がいい?映画の中の織田信長!

鈴木亮平も、あ、「鈴木亮平」と聞いてすぐに顔が浮かびます?
鈴木亮平。
早くも忘れていませんか?
「花子とアン」で花子の夫を演じたおひと。
その鈴木亮平も言ってました、「どうしても演じたい役の一つが織田信長だ」という趣旨のことを。
織田信長。
日本史上、確かにこれほど魅力に満ちた人物は他にいない。
幕末にも活躍した人々は多いけれど、織田信長の場合、戦国時代というとてつもない時期に一旦は日本国内最高の権力を握った男なのです。(信長の権力に関しては、学者によって諸説紛々ですが、ここは細かいことはさて置いて)
それとですね、戦国武将と現代の企業家を重ね合わせる文章をよく見かけるけれど、その度に鼻白みます。
現代に当てはめれば「企業家」ということになるのかもしれませんが、戦国時代はいかに大きな権力を持っていても、「負ければ」トップが打ち首、獄門、さらに家族郎党皆殺しもあり得た世界です。
現代の企業家と同列に語ることは不可能です。
で、織田信長なんですけど、今のところどうでしょう、映像で本当の意味での決定版がない。
まあ難しいですわなあ。
フランスでも映画として「ルイ14世」の決定版があるわけではない。
わたしが好きな織田信長はまず萬屋(中村)錦之介版。
河野寿一監督「風雲児 織田信長」
伊藤大輔監督「徳川家康」
両作品とも織田信長の天才性がよく表現されていた。
田中光敏監督の「火天の城」では椎名桔平が演じていましたが、う~ん、椎名桔平は嫌いじゃないけれど、信長には見えなかった。
もちろんわたしたちは「実物の織田信長」を知っているわけではないので、各自が持つ「信長像」がどうであるかによって、演技者に対する印象も変わってくるのでしょうが。
テレビドラマ「軍師官兵衛」では江口洋介が演じていて、思ったより悪くはなかった。
よくもないけれど。
江口洋介というとどうしても「常識人」というイメージがありまして、なかなか「信長どっぷり」というわけにはいかないんですね。

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