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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~ゴージャス!加藤泰の「緋牡丹博徒 花札勝負」で、あなたの人生に「ゴージャス」を!2015年6月30日

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~ゴージャス!加藤泰の「緋牡丹博徒 花札勝負」で、あなたの人生に「ゴージャス」を!

♪ふむ。さてはBanksの「Warm Water」を聴いたな!

二人の日本人男性を並べてみます。

山下耕作
加藤泰

はい。
この二人が「何の人」かすぐにお分かりでしょうか?
じゃあ5秒待ちますよ。
・・・・・
はい、5秒。
お分かりになりました?
はい。
二人とも日本の映画監督。
そして二人とも藤純子主演「緋牡丹博徒」シリーズの監督をしています。
同一シリーズで異なる監督が演出をしている場合、観比べると作風の違いが分かっておもしろいです。
例えば山下耕作はシリーズ第1作「緋牡丹博徒」を、加藤泰は「緋牡丹博徒 花札勝負」を監督していますが、随分と印象は違う。
第1作で説明的シーンが多いのは致し方ないとして、加藤泰と比べるとより大衆的と言うか、展開そのものも大衆的だけれど、まずもって「画作り」が大衆的です。
映画ファンの間では知られたことですが、加藤泰の演出は極めて完璧主義的かつ芸術性が高い。
前にも書いたけれど、この度「緋牡丹博徒 花札勝負」を観返して、「ゴージャス」という言葉が相応しい映画作品だなと、つくづく感じたのです。

あなたの人生にどれだけの「ゴージャス」がありますか?
「緋牡丹博徒 花札勝負」を観て、日本人が生み出した類い稀な「ゴージャス」を体感してください。

♪ふむ。さてはBanksの「Warm Water」を聴いたな!

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