〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その112。プチ土佐弁講座付。2016年4月3日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]
●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その112。プチ土佐弁講座付。
▲「帯屋町と薊野で漂流」
「ねえ、おんちゃん。100円でかっちょえい時計あるう~~?」
とパオパオコロっ子は男性スタッフに問い掛ける。
スタッフは優しくにこやかに答える。
「おじょうちゃん、ごめんねえ~。この店に100円の時計は置いてないんですよ~」
当然だ。正統的時計店に100均の時計があるわけがない。
しかしコロっ子はメートルが上がり切っていた。
「ええ~~、おんちゃん、大西時計店は100円の時計も置いてないがあ~?」
「え?何?おじょうちゃん」
コロっ子は固唾を飲んで見守るはちきんキッズを振り向きアジる。
「おいおいみんなあ聞いたかや!大西時計店には100円の時計も置いてないがやとお~~!」
男性スタッフの声がヒンヤリしたのはその瞬間だった。
「おじょうちゃん、ここは大西時計店やのうて、大西田時計店だよお~~」
※この小説は(もちろん)フィクションです。
※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!
▲「帯屋町と薊野で漂流」
「ねえ、おんちゃん。100円でかっちょえい時計あるう~~?」
とパオパオコロっ子は男性スタッフに問い掛ける。
スタッフは優しくにこやかに答える。
「おじょうちゃん、ごめんねえ~。この店に100円の時計は置いてないんですよ~」
当然だ。正統的時計店に100均の時計があるわけがない。
しかしコロっ子はメートルが上がり切っていた。
「ええ~~、おんちゃん、大西時計店は100円の時計も置いてないがあ~?」
「え?何?おじょうちゃん」
コロっ子は固唾を飲んで見守るはちきんキッズを振り向きアジる。
「おいおいみんなあ聞いたかや!大西時計店には100円の時計も置いてないがやとお~~!」
男性スタッフの声がヒンヤリしたのはその瞬間だった。
「おじょうちゃん、ここは大西時計店やのうて、大西田時計店だよお~~」
※この小説は(もちろん)フィクションです。
※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!
コメント 0