〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その118。プチ土佐弁講座付。2016年4月21日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]
●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その118。プチ土佐弁講座付。
▲「帯屋町と薊野で漂流」
ピチピチピチピチ。
ピチピチピチピチ。
はちきんは見た。
初めて見た。
ピチピチの姿を。
それはとても小さく、頭から足先まで目に触れる「毛」は睫毛だけ。
丸顔で丸っこい目。
短い手足を「ピチピチ」している。
(なんぜえ、これは。子どもかえ??)
首を捻るはちきん。
ピチピチピチピチ。
ピチピチピチピチ。
そもそもはちきんは帯屋町アーケードにいたはずだ。
まるで「宇宙刑事シャイダー」の神官ポーによる不思議時空に迷い込んだ気分。
はちきんはピチピチしている人物に近付く。
「おまん、誰ぜえ?」
丸顔がはちきんの方を向く。
「ぼくは人気者の、ヘンなぼっちゃんだよ!」
※この小説は(もちろん)フィクションです。
※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!
▲「帯屋町と薊野で漂流」
ピチピチピチピチ。
ピチピチピチピチ。
はちきんは見た。
初めて見た。
ピチピチの姿を。
それはとても小さく、頭から足先まで目に触れる「毛」は睫毛だけ。
丸顔で丸っこい目。
短い手足を「ピチピチ」している。
(なんぜえ、これは。子どもかえ??)
首を捻るはちきん。
ピチピチピチピチ。
ピチピチピチピチ。
そもそもはちきんは帯屋町アーケードにいたはずだ。
まるで「宇宙刑事シャイダー」の神官ポーによる不思議時空に迷い込んだ気分。
はちきんはピチピチしている人物に近付く。
「おまん、誰ぜえ?」
丸顔がはちきんの方を向く。
「ぼくは人気者の、ヘンなぼっちゃんだよ!」
※この小説は(もちろん)フィクションです。
※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!
コメント 0