SSブログ

〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座+「国際政治への視点」~小津安二郎「彼岸花」の山本富士子のお話+危険な政治家マリオン・マレシャル・ルペンをジャンヌ・ダルクに?のサラ・ペイリン。2016年9月30日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座+「国際政治への視点」~小津安二郎「彼岸花」の山本富士子のお話+危険な政治家マリオン・マレシャル・ルペンをジャンヌ・ダルクに?のサラ・ペイリン。

はい。
小津安二郎監督の映画「彼岸花」。
女優としては、有馬稲子、久我美子、山本富士子、そして田中絹代が出演している。
小津作品ともなれば、スタッフは超一流。
女優も本来「一枚看板」で一本の映画になる人が複数人出演していたりする。
本当に贅沢な映画ばかりなんです。
有馬稲子、久我美子、山本富士子、そして田中絹代・・・過去と現在を安易に比べるつもりはないですが、でも比べてしまおう、今は「大人の女優」がほとんど見当たりません。
往年の女優は年齢的に若くても明確に「大人」だったのに対し、今は年齢的に大人でも雰囲気が「子ども」。
まあそれはさて置き、「彼岸花」に出演している女優たちの中では山本富士子の華やかさが目立ちます。
フィルムの発色の関係もあり、正しく昔のスター俳優のブロマイドそのものといった押し出しで登場。
「彼岸花」の中では京都弁を使うんですが、持ち前のいなせな立ち居振る舞いを鑑賞するのは楽しいものです。

欧州政治ですが、2015年12月フランスの地域圏議会選、第2回投票で既成政党は辛うじて極右国民戦線〈FN〉の進撃を食い止める結果となりました。
と言っても、既成政党が「失業・治安・移民問題」に
かつて米国共和党で副大統領候補だったサラ・ペイリンがマリオン・マレシャル・ルペンを「ジャンヌ・ダルク」と比較しています。
サラ・ペイリン。
あのイカレタ発言の数々で米国政治家のレベル全体に対する疑問を喚起してくださった方ですね。
サラ・ペイリンについては、現代の大大女優ジュリアン・ムーアが「ゲーム・チェンジ」という作品で見事にその「馬鹿っぷり」を演じています。
存命の政治家や事業家もハリウッドは積極的に題材にしますね。
マーク・ザッカーバーグを扱った「ソーシャル・ネットワーク」しかり、ジュリアン・アサンジを扱った「フィフス・エステート」しかりです。

nice!(9)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0