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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「料理であなたの人生をより強く美しくする」講座+「映画女優演技論」~ふきのとうとチリメンジャコ。「太陽の坐る場所」で「アップに耐える顔・耐えられない顔」は誰か?2016年12月31日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「料理であなたの人生をより強く美しくする」講座+「映画女優演技論」~ふきのとうとチリメンジャコ。「太陽の坐る場所」で「アップに耐える顔・耐えられない顔」は誰か?

・そう言えば、ふきのとうのあく抜くが上手くいったかどうか分からなかったというお話をしました。
あく抜きした、つもりなんですが、口にするとかなり苦くて、(これでいいのかな??)と思った次第です。
でももう一種類、何かよく名前の分からない野菜とチリメンジャコと一緒に炒め、卵でとじて食べたら美味でした。
チリメンジャコっていいですね。
カルシウムは豊富だし、元々の塩味でほとんど調味する必要もない。(好みにもよりますが)
特に卵とよく合うんです。

・「アップに耐える顔・耐えられない顔」というのは映画俳優にとって極めて重要な要素なのですが、日常生活の中で、「お前、アップに耐えられないな!」なんてとんでもないことを言ってはいけませんよ。
あくまで「映画芸術上どうか」という話です。

矢崎仁司監督で辻村深月原作、「太陽の坐る場所」という映画があります。

「きょうこ」という同じ名前を持つ二人の女子高生。
一方は学校の大人気者。
もう
一方はさえない女子高生。
しかしある日をきっかけに立場は逆転。
長じては、一方は「地方テレビのパーソナリティ」、一方は「女優」と(社会的には)大きな差ができてしまい・・・。
だいたいそんなストーリーで、「素晴らしい映画!」とは言えないけれど、まずまず飽きずに鑑賞できます。
興味深いのが出演女優の「アップに耐える顔・耐えられない顔」というポイント。
「逆転される女」が水川あさみ、「逆転する女」が木村文乃なんですが、「太陽の坐る場所」の中で、二人ともまずまず「アップに耐える」ところを見せています。
実はもう一人、この二人と同じくらいに配分で出演している女優がいて、それが森カンナ。
森カンナ、少なくともこの映画では、「アップに耐えて」いません。
映画において「アップに耐える顔・耐えられない顔」というのは「美人であるか、否か」とはあまり関係ないんです。
森カンナだけではそりゃあプロポーションもいいし、美人なんですが、映画の画面の中では何ともポイントの無い顔をしている。

まあそんな人も、将来どうなるかは分からないんですけどね。

「アップに耐える顔・耐えられない顔」という視点にご興味のある方は、「太陽の坐る場所」、観賞されることをお薦めします。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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