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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「詩的・哲学的生活」~「G」あるいはゴキブリに関する小さな哲学。2017年3月31日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「詩的・哲学的生活」~「G」あるいはゴキブリに関する小さな哲学。

多くの人、特に女性が「G」と表記するあの生物。
それはきっと「ゴキブリ」と呼ばれる生物だけれど、多くの人、特に女性たちはその名さえ目にしたくない、書きたくないのであろうか。
わたしにとっても「G」とは、決して歓迎できるものではない。
出没したからといって、「ギャーッ!」あるいは「ウギャ~~~!!」と悲鳴を上げるほどではないが、その姿を見て「嬉しい」ことはまったくなく、それどころかできるだけ関わりたくない、それが「G」である。
ここでわたしは二つの疑問に突き当たる。

1「G」の出没で「嬉しい」人はいるのだろうか?

2「G」と一切関わりのない人生を送っている人は存在するのだろうか?

1の疑問に関しては、今のところわたしの周囲にはそのような嗜好の人物がいたためしはない。
しかし世界は広い。
『バガボンド』の伊藤一刀斎であれば、「遊びはまだ終わらぬ!」あるいは「この遊びに終わりはないのう」となるだろう。
だから「あ、Gが来た!今日はラッキィデイね♪」と心を弾ませている貴婦人がいないとは限らない。
ひょっとしたら、今これを読んでいるあなたが?
いや、それはないか・・・。
2の疑問に関して、一体どんな生活をしておれば、「G」と遭遇せずに済ませられるのか?
わたしの家が新築の時期、それは確かに「G」を見かけない時期だった。
けれど「新築」はいつまでも「新築」ではない。

「G」よ、そなたはなぜに、水道の側で仰向けになっていたのだい?

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