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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「タトゥ問題・・・ノゲイラとシウバの場合、似合っているかどうか?」。2017年7月31日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「タトゥ問題・・・ノゲイラとシウバの場合、似合っているかどうか?」。

末尾ルコ「タトゥ問題で知性と感性を鍛えるレッスン」

わたし自身はタトゥをしていないし、する予定もない。
わたしのファッションライフにタトゥもピアスも必要ないからだ。
MMA(総合格闘技)界に、やたらなタトゥを入れたファイターがやたらに多いと何度も書いているが、(止めときゃいいのに・・・)と感じる彫り物が極めて多い。
「対戦相手を倒す」ことを生業としているMMAファイターたちが少しでも相手をビビらせたいと考えるのは分からないでもないが、しかし既にかなりスポーツライクな試合が中心のMMAマットで、いかに大仰にタトゥを施したとして、それほど相手はビビらないと思うのだが。
あるいは、「プロとして」少しでも目立ち、客に存在を覚えられないと、ファイターとしてお呼びがかからなくなる・・・というのも分からないではないけれど、これだけタトゥが猛烈なファイターが多くなると、それで目立つのも簡単ではない。
例えば、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ。
プライド時代、実力はもちろん、その風格ある容貌で人気を博していた。
タトゥ無しで。
ところが何を考えたか、UFCのマットに上がり始めてしばらくしてから肩を中心にべったりタトゥを入れた。
いきなり「安っぽく」見えるようになってしまった。
同様にプライド→UFCという経路を辿ったファイターでも、最初から「似合ってる」タトゥを入れているヴァンダレイ・シウバは、ずっと同じタトゥのままで、「見た目のバリュー」も変わっていない。

どんなファッションでも、「似合っているかどうか」なのだ。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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