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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「ウィンブルドン初優勝のロジャー・フェデラーとドミニク・ティーム(ティエム)の美と美魔女はまったく違う」。2017年9月30日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「ウィンブルドン初優勝のロジャー・フェデラーとドミニク・ティーム(ティエム)の美と美魔女はまったく違う」

末尾ルコ「テニス観戦で知性と感性を鍛えるレッスン」

YouTubeでロジャー・フェデラーがウィンブルドン初優勝を果たした時の動画を観たのだけれど、いや、綺麗で野性的だ。
今のジェントルマンなフェデラーももちろん最高に素敵だけれど、ピート・サンプラスを相手に初優勝した時は20歳。
若さの美しさは若い時にしか存在しない。
これはまあ事実だ。
しかし年齢を重ねての美しさも若き日に存在するのは不可能であり、ただ「若さの美しさ」は普通無自覚であり、「そのものの美しさ」であるのに対して、「年齢を重ねての美しさ」はたいがい「自覚の下に創造される」。
いろんな意味で無自覚であれば、美は失われるのが加齢というものだ。
ただ間違ってはいけないのが、「自我」と「自己顕示欲」、さらに「承認欲求」などのみが肥大化した「美魔女」的な人たちの中に実は「真の美」は存在しないということ。

ま、それはさて置き、テニスというスポーツは他のどのスポーツよりも「美を思考」させてくれる。
そこがわたしが熱を入れているところなのである。

そんなわけで、男子の「若手美形プレイヤー」ドミニク・ティーム(ティエム)はご覧になっただろうか?
しかしこれも大切なことだが、いかに容姿が優れていても、テニス選手として2流3流では「ぜひ、観たい!」とまではならない。
ドミニク・ティームは既にランキング上位にいる。
そこに価値の根源がある。

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