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●世界の宝ロバート・デ・ニーロ映画、しかし米国よりもヨーロッパで評価の高いものもある。 [吉高由里子]

●世界の宝ロバート・デ・ニーロ映画、しかし米国よりもヨーロッパで評価の高いものもある。

末尾ルコ「映画の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

ロバート・デ・ニーロ出演の傑作映画群はもちろんすべて世界の宝物なのだけれど、中には欧州や日本ではとても評価が高いのに、米国ではさほどでもないという作品も中にはいくつかある。
もっともこれは一般のある程度以上の映画好きの間の話で、映画ファン(シネフィル)はそのあたりの事情はよく分かっている。
全世界どの国へ行っても(映画鑑賞が膾炙してない国は別として)問答無用なのが、『タクシードライバー』、『レイジング・ブル』、『ゴッドファーザーPart2』、『ディア・ハンター』などで、これらがどれだけ多大な影響を世界に与えたか、それをここでは説明しない。
ただ、例えば欧州などでは高く評価されている『1900年』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『ミッション』などは、案外アメリカで高い人気を得ていない。
もちろん『1900年』はベルナルド・ベルトルッチ監督がイタリア語で撮影しているし、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』はイタリアのセルジオ・レオーネ監督で英語で撮影されているが上映時間が長い。
ローランド・ジョフィ監督の『ミッション』も南米の歴史がテーマであり、これら先品が米国でもう一つウケが悪いという事実はかなり興味深いのである。

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