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●「アースノーマットは対蚊闘争に有効だけれど、効き目がなかった恐怖の夜」 [「言葉」による革命]

●「アースノーマットは対蚊闘争に有効だけれど、効き目がなかった恐怖の夜」

末尾ルコ「恐怖とずっこけ失敗談で、知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしは室内に侵入した蚊の対策として、通常はアースのノーマットを使用している。
アースノーマット。
なかなか効くのは間違いない。
スイッチを入れて一定時間後には、蚊に関しては安心していいられる。
かつて知人だった英国人女性は、「効き過ぎるので人体にも悪影響があるのではないか」と言っていて、「人体に悪影響がない」とは言えないとは思うけれど、こうした蚊取りアイテムを使わないことで寿命が伸びるとも到底思えない。
(む、やはりいいねえ、ディアンジェロは)
それはさて置き、6月のある夜、(さあ、素敵に睡眠を取るぞ!今夜は惰眠を貪るぞお~)なんて気分でベッドに横たわってから数分後、左足の親指が痒いのである。
(む、こ、これは・・・)
ここは当然、(蚊?)と連想するところであるはずだが、そうは思いたくなかった自分は、(いや、たまたま親指が痒くなっただけだ。Nevermore・・・)などとアラン・ポウ先生作の大傑作「大鴉」の顰に倣ったわけだけれど、その淡い期待はすぐに砕け散った。
ぶーーーーーん、ぶーーーーーーーーん。
就寝前の部屋では絶対に耳にしたくない音が聞こえてきたではないか。
(な、なんとしたことだ!あれほどいつも「対蚊作戦」には気を使っているというのに!!)
眠ろうと横たわった状態から再び身体を起こすのって、辛いんだよねえ~。
しかしわたしも戦士であり、忍者であることを志す人間、魂と体力の限界を超越した力を奮い起こし、上半身を起こした。
そして、アースノーマットの方向を見ると、

(つ、点けてねえじゃねえか・・・)

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いっぷく

私の場合は、つけていたけど中のカートリッジがなかった、ということはあります。
実家では、まだマット式を使っていますが、もしかしたら昭和時代から使っているかもしれません。
東京は関東平野のど真ん中のはずですが、南の方は武蔵野台地で要するに高台でみどりが多く、神社仏閣もたくさんあり、蚊だけでなく見たこともない虫がしょっちゅう家に入ってきます。
蚊については、日本脳炎、その他感染症、ちらっと心配しました。
地元のマスコットが豚で、区営のケーブルテレビで商店街を紹介する番組では、タレントが豚を連れてまちなかを歩いているのです。区内に養豚場は見たことないのですが、それに刺激されて豚をペットにしている人もいて、豚が何か媒介しないか心配しました。

「伊藤正男 プロレス」で検索したら、私の場合は最初に、日本プロレス残党の9選手の顔が出てきました。
馬場は、旧日本プロレス勢を冷遇したと言われますが、まあそれは仕方ないと思うのです。デストロイヤーやサンダー杉山やマティ鈴木などに入ってもらって戦力を整えた後に、合流されてもその人たちとの兼ね合いがあって使い方が難しいですからね。
ただ、桜田や伊藤だけでなく、生え抜きの越中やターザン後藤、テンタ、福の島、さらに側近の佐藤昭雄まで、海外に出して放っておいたですね。どうしてかなあと思ったのですが、これも「1984年のUWF」を読んでわかりました。
猪木も、若手を劣悪なテリトリーに放り出して、新日本を居心地がいいすばらしいところだったと思うようになった頃戻す。それによって、若手たちは会社に恭順の意を示すと。
馬場もそれを狙ったのかなという気がしました。あとは、佐藤や後藤や桜田は向こうで結婚しているのですが、家族的なつながりを求める馬場は、自分に無断で結婚したことが許せなかったのかなという気もします。結婚したレスラーの仲人は必ず馬場夫妻がやってますからね。
馬場は猪木よりは世間に近い人だと思いますが、ちょっと気難しい人だったかもしれませんね。
by いっぷく (2017-07-03 01:36) 

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