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●キアヌ・リーブスの復活と2000年代的でない『ジョン・ウィック』との関係。その2

●キアヌ・リーブスの復活と2000年代的でない『ジョン・ウィック』との関係。その2

末尾ルコ「映画の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』がスマッシュヒットしたこと自体驚きであり、「2000年代的」ではないのだが、『ジョン・ウィック2』は「1」よりも遙かに高い興行収入を上げたのにまた驚いた。
『ジョン・ウィック2』の米国国内興行成績は9000億ドルを優に超すもので、惜しくも1億ドル突破のメガヒットとはならなかったが、それにしてもこれは大快挙である。
なぜこれが大快挙か?
それは『ジョン・ウィック』のシリーズが、1970~80年代的アクション映画だからだ。
1970~80年代的アクション映画が大ヒットすることは昨今、極めて困難である。
いや、『ジョン・ウィック』シリーズのアクション映画ぶりをもう少し詳しく説明すると、

「1970年代アクションに、1980年d内アクションのスパイスを振り掛けた」となるだろうか。
『ジョン・ウィック』の基本はあくまで1970年代アクションである。

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コメント 1

hana2017

1970~80年代的にヒットしたアクション映画・・・と言えば、所謂アウトロー、社会からのはみ出し者がヒーローとなる爽快感!
国の内外を問わず、現在描かれるのは内部の対立など現実の設定をおさえた人間ドラマ中心志向へ変わってきている感が。
魅力のあるアクションスター不在の時代ゆえとも考えましたが・・・。
「ジョン・ウィック」はまだ鑑賞前ながら、荒唐無稽な可笑しさをもつ映画のようです。まずは1を借りて来なくては!
by hana2017 (2017-07-31 10:23) 

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