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●カラーの「高画質化」は、本当に「高画質」かどうか、それはモノクロ映画の傑作を観ればよく分かる。 [「言葉」による革命]

●カラーの「高画質化」は、本当に「高画質」かどうか、それはモノクロ映画の傑作を観ればよく分かる。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

『禁じられた遊び』も『汚れなき悪戯』もモノクロ映画である。
しかもどちらもモノクロの特徴を生かした、掛け値なしに美しい撮影であり、「白と黒しかない世界」がどれだけ奥深く、想像力を喚起するかの実証ともなっている。
『禁じられた遊び』や『汚れなき悪戯』だけではない。
モノクロ映画の傑作と見做されている映画のすべて、恐怖を催すほどに美しい映像の世界を誇る。

現代の映像の世界と言えば、やたらとカラーの高画質化を進めているけれど、それらは本当の意味で「高画質」なのだろうか。


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