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●ケイト・ベッキンセイル『フォービドゥン/呪縛館』は、評価・興行収入とも最悪に近くても、わたしは楽しく鑑賞した。その1. [「言葉」による革命]

●ケイト・ベッキンセイル『フォービドゥン/呪縛館』は、評価・興行収入とも最悪に近くても、わたしは楽しく鑑賞した。その1.

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

『フォービドゥン/呪縛館』の原題は「The Disappointments Room」であり、「呪縛館」的なネーミングは近年のホラー映画邦題の流行りだから分かるとしても、「フォービドゥン」って何なんだ・・・とタイトルを決める会議(?)の様子を想像すると楽しくなりはする。

主演のケイト・ベッキンセイルは、『アンダーワールド』シリーズのヴァンパイア セリーん役が最高で、しかし同シリーズ以外でもサスペンス映画などで小粒ながら楽しませてくれる作品が少なくない。
で、この『フォービドゥン/呪縛館』もその一本なのだが、批評や興行成績が最悪に近いのがまた笑わせてくれるのだ。

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