●「剣」の魅惑だけでなく、「部活動」の是非も語りつつ、「WatchMojo.com 」の「Top 10 Samurai Movies」も紹介するサービスぶりのわたしです（←山田姉妹「みずいろの手紙」風に）。

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末尾ルコ「剣、映画、そして部活問題の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

「剣豪」や「剣の達人」などに対する憧れは常にある。
わたし自身は「剣」の類いをやったことはない。
高校には「必修クラブ」という制度があって、男子生徒は柔道か剣道を選択しなければならなかったが、わたしは柔道を選択した。
プロレスファン、そしてアントニオ猪木の異種格闘技戦路線の熱烈支持者だったわたしは、「よりプロレスに近い」格闘技を選んだのだと思う。
ならばなぜ「必修」でない、普通の柔道部に入らなかったか。
中学時代に半年ほどバレーボール部に在籍していて、「部活動」自体に凝りていたからである。
放課後に夜の８時～９時まで連日練習、土曜の午後、日曜も使って練習・・・このような生活を強いられては、「授業」と「部活動」以外の活動に当てる時間などほとんどないではないか。
中学・高校の部活動についてはいまだ様々議論がされているが、生徒たちの「知性発達」を阻害するような状態の部活であれば、わたしは賛成できない。
そして現実に日本の特にスポーツ関係の部活の多くは、在籍しておれば「知性発達が阻害される」ようなシステムになっている。
「社会へ出てからの集団主義を学ぶためにはいい」という意見も多いが、既に集団主義を奉るような時代は過去になっているのではないか。
そして日本はいかにも文科系の部活動の影が薄い。
影が薄いどころか、「文系部活所属」というだけで馬鹿にされることもよくあるだろう。
中学・高校時点でのこうような思考停止状態がそのまま日本社会を形作っているのだけれど、今回このテーマはここまでにしておこう。
あ、別に「すべてのスポーツ部がいただけない」と主張しているわけではありませんよ。

今日この文章を書き始めたのは、「剣豪」あるいは「剣の達人」、要するに「剣」の魅惑について考えよう、語ろうという意図である。
ただ、武士道そのものに関しては、どうしても「封建制度」「厳密な主従関係」と密接に結びついており、多くの部分で賛成できないし、魅力を感じない。
だからわたしが惹かれている「剣」とは、わたしの中の幻想にしか過ぎないのかもしれないし、わたしが鑑賞してきた映画、小説、テレビドラマ、あるいは漫画などの中の、「自分の好みの部分」のみを切り張りして作り上げた虚像である可能性も高い。
しかし思えば、「武士道」という概念自体、侍たちが活躍していた時代に彼ら自身が自覚していたのではなく、後年の創作であるという見方もあるのであり、そもそも「歴史に魅力を感じる」ことは、「自分の中で幻想を創り上げる」こととほとんど同じなのだとも思う。

ところでYouTubeで「samurai」というワードで検索すると、外国人が上げている動画が実に多い。
やはり多くの外国人は「samurai」に強い興味を持っているのであり、それはそれでいいと思う。
次のリンクは「WatchMojo.com 」が作った「Top 10 Samurai Movies」だが、この「WatchMojo.com 」は映画や音楽など様々な分野のトップ１０などを独自に作ってYouTubeに挙げているのだが、そう、映画や俳優、音楽などの復習にはもってこいなのである。
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「Top 10 Samurai Movies」 https://www.youtube.com/watch?v=_5OeN123S2k

それにしても『用心棒』の砂ぼこりは凄いよね。

タグ：アート ●「剣」の魅惑だけでなく、「部活動」の是非も語りつつ、「WatchMojo.com 」の「Top 10 Samurai Movies」も紹介するサービスぶりのわたしです（←山田姉妹「みずいろの手紙」風に）。

コメント 1

>中学時代に半年ほどバレーボール部に在籍していて、「部活動」自体に凝りていたからである。

私もこれはありますね。私の高校は甲子園激戦区の神奈川で、たとえば高校時代の野球部は6時間から朝練、10時半に早弁で昼休みに練習、放課後ももちろん練習。授業はユニフォームで受けていつも熟睡、テストは先輩から回ってきたノートを1週間前から見るだけ。それでも点が取れてしまう程度の低レベルな高校でしたが、高校生の部活というより、高校の広告塔のために入学したような「ノンプロ」的な活動でした。

>「samurai」

侍が存在したのは確かなので、外国人が日本に抱くイメージとしてあるのは間違いではないと思いますが、私個人は刀や矢を使った戦いのシーンはそれほど興味がわかないのです。リアルすぎると噴水のような出血、創作がすぎると360度キリまくって、相手はそれまで待っててくれるという……。評価が難しいですね。といいながらも、全く興味が無いかというとそうでもなくて、萬屋錦之介とか大江戸捜査網の中村竹弥などの剣さばきは毎回わくわくして見ました。品川隆二が、一番殺陣がうまい俳優として近衛十四郎を挙げていますが、私は格好だけなら萬屋錦之介のほうがいいと思うのですけど、なにをもって「うまい」のかは本職の役者とシロウトでは見方が違うと思いますので、そのへんを見極めるために、近衛十四郎の作品は積極的に見るようにしています。

>（ヘーシンクを悪役として使っていたらおもしろかっただろうな）とか考えた次第です。

馬場は自分がテレビにスターにしてもらった立場なので、自分がレスラーを売り出す立場というのが得意ではないんでしょうね。ヘーシンクは日本テレビから押し付けられてどう扱っていいかわからない、という感じでした。でも自分の代わりに考えてくれる人がいなかったんでしょうね。
猪木には新間寿がいてわりと任せていて、反目したり使い捨てたりしましたが、自分に利益があるとわかるとまたすぐに和解しますよね。馬場の場合、性格的に難しく、いったん袂を分かつと復縁はありえないという人で、サムソン・クツワダ、原軍治、米沢良蔵といった日本プロレス時代からの腹心をどんどん追い出してしまいました。最後まで残ったのは、文句を言わない大熊元司だけでしたから。サムソン・クツワダのいう、ヘーシンクが勝ち抜いて盛り上げて最後に負けさせればいいというアイデアが馬場に受け入れられず、それが2人の溝になったわけで、その頃から鶴田は馬場のことを「馬場さん」と呼ばず「大きい人」という表現をしていたようなので、「馬場に物申しても仕方ない」ということをレスラーたちは思っていたんでしょう。

>誰でも（ひょっとしたら個人情報を利用されるかもしれない）という認識の下に、その場合の対応策を常に検討しておくという姿勢が正しいと思います。

個人情報は間違いなく抜かれています。そういう狙いがなかったら、Googleはあれだけ膨大な無料サービスを行いませんから。
たとえば、グーグルフォトは無料で無制限の画像保存管理をしてくれますが、私の画像を入れると、「（自分）」というタグがつくのです。ということは、Googleは私の顔を知っているということです。といっても、私はブログやFacebookなど不特定多数が見るところに自分の画像をおいたことはなく（フル×ンの1歳時代は出しましたけどね）個人的に使っていたグーグルフォトやGoogle Driveから推理されているのだろうとおもいます。
ただまあ、情報をかき集めてパーソナリティを解読するというのは、営業社員なら業種に関係なくやっているはずで、私のころは「顧客カード」でしたが、今はスマホやタブレットで客の情報を送って、会社のサーバーでデジタル管理しているクライアントサーバーシステムが確立しているはずです。それによって、営業社員の考えつかなかったその客に対するおすすめ商品が考え出されるわけで、それが必ずしも客にとって損な情報管理とはいえません。いずれにしても、Googleだけがやっているわけではなく、東京海上日動でも野村證券でも日本生命でもやっていいるのに、どうして騒がれるのかなという気がします。まあデータの「入」に差はありますけどね。営業社員の判断と手入力に比べて、Googleはオールデジタルですから。
by いっぷく (2018-05-28 05:16)