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●我が母、心臓バイパス手術後闘病記88日目~3回目のレントゲンと離床時期について。~「上田馬之助」という剣豪が実在したって、知ってました? [「言葉」による革命]

●我が母、心臓バイパス手術後闘病記88日目~3回目のレントゲンと離床時期について。~「上田馬之助」という剣豪が実在したって、知ってました?

末尾ルコ「母の話、剣豪の話題」

6月15日(土)手術後88日目
転院53日目

前の日(6月14日)に大転子部不全骨折後3度目(1度目は骨折直後)のレントゲンがあった。
写真を見ながらの詳しい説明ではなかったが、母には「心配することない」と言ったそうである。
その時はわたしは病室にいなかったのだけど、その後また担当の整形外科医がやって来て、「まあまだ2週間だから骨がくっついてるわけじゃないですがね。悪くもなってないので。骨が本当にくっつくのは数か月かかるけれど、その間ずっとベッドの上というわけにはいかないから、3~4週間で立つ練習とかも始める予定ですから。最初はなかなか骨折の方に体重かけられないでしょうけどね」という意味の説明をしてくれた。
要するに今のところ大転子部不全骨折の経過は順調であるということだろう。
もちろんまだどれだけ歩行できるようになるかは分からないが、医療機関などのサイトによっては、「高齢者の大腿部骨折→保存療法は寝たきりになって当然」のような書き方をしているものも少なからずあり、少なくともA病院の担当医師は、離床→車椅子→歩行を視野に入れている点は有難く思っている。
それにしても最初から「高齢者の大腿部骨折→保存療法は寝たきりになって当然」と堂々と書いている医療機関はいかがなものか。
母がどれだけ歩行できるようになるかは今後の経過、努力次第だが、ネットで調べたら、医療機関によってはこうしたケース、保存療法で90代や100歳の患者が歩行可能になった報告も少なからず存在する。
まあ医療が過去のデータ重視なのは致し方ないが、最初から「寝たきりで当然」のような意識では困る。

※上記内容ですが、「保存療法は寝たきりになって当然」と記されたサイトはどこにもなく、「寝たきりの可能性が極めて高い」というニュアンスをわたしが曲解しておりました。大変申し訳ありませんでしあ。お詫び申し上げます。


・・・

上田馬之助と言えばプロレスファンにとってはかの「まだら狼」・・・なんて書いているのはわたしのような日本プロレス時代を大雑把な知識でしか知らないいささかもぐりに近いプロレスファンである。
けれど今のプロレスファンは、「上田馬之助」という名前すら知らないかもしれないな。
何かのジャンルのファンになったと自覚したのなら、その草創期からの大まかなレク氏くらいは知っておくべきだと思うがどうだろう。
それはそうと、「上田馬之助」という剣豪がいたことはわたしも最近知ったくらいのものだが、いたのである。
剣豪好きのわたしだが、幕末の人たちよりももっと前の、塚原卜伝や伊藤一刀斎らの時代の剣客の方により興味がある。
突飛な譬えかもしれないが、伊藤一刀斎や宮本武蔵らの時代は、総合格闘技ではエメリヤーエンコ・ヒョードルやドン・フライ、アントニオ・ノゲイラらが活躍していた時代、幕末は要するに、昨今のUFCのようなイメージなのである。
プロレスに譬えたら、前者が1970年代までで、後者は80年代以降と・・・。
書いていて、(これは適切な譬えとは言い難いのでは・・・)という気もしてきたが、書いたのでこのままにしておこう。
というわけで、わたしが試みたのは、「上田馬之助」という馴染み深い名前の剣豪が実在したに関わらず最近まで知らなかった言い訳なのである。
どうして上田馬之助を知ったかというと、柴田錬三郎の『生死の門』という短編集で取り上げられていたから。
この短編集、実におもしろいのである。

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(。・_・。)2k

目で見て状況を把握できただけでも安心感ありますね
順調に回復しているようでなによりです

by (。・_・。)2k (2019-06-20 03:28) 

いっぷく

>最初から「寝たきりで当然」

当然という表現を本当にするんですか。その確率が高いといってるだけではないのですか。
高齢者はV字回復というわけにはいかないのに加え、日毎に衰えますから、現状より悪くならないようにするということなら一般論としては間違っていないと思います。
どういう場合でも最悪のことから語るのが、今の医療のお約束になっていて、それは90年代以降の訴訟の急増が背景にあるので、仕方ない面もあるとおもいます。私が医師でもそうしています。
患者側はうまくいかなければ、なんでも医療のせいにする身勝手な面をもっています。
患者が「痛い」と言ったから手技が下手だと決めつけるとか。そうとは限らないのに。

では逆に、数字に基づいた見通しを無視して根拠のない励ましをいわれたらどうか。
私はその方が医療従事者として無責任だと思うでしょう。
私は弱い人間なので、妻子のことで最悪のことばかり毎晩いわれてそのときは暗い気持ちにさせられるのですが、その将来については妙に楽天的な思いも何処かにありました。
「そうかもしれないけど、でもまだわからないじゃないか」というような気持ちです。
母のときは近い人を呼べといわれましたが、それに至っては「それはおかしい」と思っておりましたので、妻子のときの経験も踏まえて、「医療的説明とはそういうものだ」「実際にそうならなければいいだけのことだ」と考えるようになりました。
要するに、たとえば寝たきりの確率が90%なら、10%に入れるようにしよう、ということでいいのではないでしょうか。

by いっぷく (2019-06-20 05:23) 

ぽちの輔

骨がくっつくまで寝て待ってたら
寝たきりになっちゃうでしょうね^^;
by ぽちの輔 (2019-06-20 06:12) 

ニッキー

リハビリを始めるってことは
骨折も順調に回復してるってことですよね( ^ω^ )
無理しすぎないように回復度合いに合わせて
ちょっとずつリハビリすれば
きっと歩けるようになります♪( ´▽`)
by ニッキー (2019-06-20 07:36) 

ゆうみ

寝たきりにさせない とてもありがたいです。
by ゆうみ (2019-06-20 13:04) 

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