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●わたしは、ウィリアム・カット出演作を3年連続映画館で観ていた。その2 [「言葉」による革命]

●わたしは、ウィリアム・カット出演作を3年連続映画館で観ていた。その2

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を磨くレッスン」

ウィリアム・カットは1976年の『キャリー』、そうブライアン・デ・パルマ監督の傑作ですが、『キャリー』へも出演しているのだけど、わたしは同作品を封切では鑑賞してない。
数年後、名画座へ降りて来たのを観たのですが、ラストシーンでは満員の観客が「わあっ!」と悲鳴を上げ、会場が揺れました。
それは単にショッキングシーンを用意したからではなく、演出の妙でしたな。
『キャリー』には後に同じくデ・パルマ作品などで主演級となるエイミー・アービングやナンシー・アレンも出演していた。
ちなにみわたしが最も愛するデ・パルマ作品は、『フューリー』だ。
『フューリー』は案外観られてないのだけれど、これだけワクワクする映画が滅多にないのです。

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