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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記108日目~自分の入院経験なども振り返る~映画『夜明けの祈り』、実はそのスペクタクルな見どころは。 [「言葉」による革命]

●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記108日目~自分の入院経験なども振り返る~映画『夜明けの祈り』、実はそのスペクタクルな見どころは。

7月5日(金)手術後108日目
転院72日目

そう言えばわたしが入院したのは今まで何回だろう。
20歳を前後からだと盲腸などで入院したのを含めると2回はあった。
どちらも2週間くらいで退院したと思う。
子どもの頃には胃腸と言うか腸が弱くて、「腸炎」とか「超語る」じゃなくて、「腸カタル」などの病名で何度となく入院したことがある。
「何度となく」と書いたけれど、それは一度かもしらないし、複数回かもしれないというわたしの記憶の曖昧さであり、いろいろ記録にも取ってないという弱点でもある。
子どもの頃には何度も日記を始めたが、まさしく三日坊主、いずれもすぐに止めた。
どうして日記くらい続けることができなかったのか今ではとても不思議なのだが、1カ月も続いたためしはない。
現在はもうどのくらいになるか、ひょっとしたら15年以上になるかもしれないが、日記と言うか、「毎日の記録」を付けている。
かなり雑な付け方だし、毎日いろいろ追われているのに読み返す暇など滅多にないのだが、いわゆる日記帳ではなく普通のノートに自分で日付を書いていろいろ記入している。
せめて子どもの頃から日記をずっと今まで続けていたらまるでタイムマシンのようなものになっていたろうなと思う時もあるけれど、ノートが山積みになりますな。
記憶は曖昧な方がおもしろい気もするし、事実子どもの頃の日記など存在しないのだから、曖昧な記憶を辿る快感に身を委ねよう。

・・・

映画『夜明けの祈り』の素晴らしさはその事実に基づいた深刻なストーリー以上のその映像として映し出されるものによっている。雪の積もったロケーションは美しくそれを見た瞬間に異世界へと誘ってくれ、さらに随所にラ・トゥールやフェルメールの作品を引用したかのような静謐にして厳格なシーンが現れ愉しませてくれる。しかしそれ以上に目を奪われるのはカトリック修道女たちの姿だ。彼女らの肉体の中で外部に露出しているのは顔のみ。白と黒だけでデザインされた僧服は修道院や教会の中の外装にも内装にも見事にフィットしていて、しかも多人数の修道女たちが同時に動き回る姿はそれだけで非日常なスペクタクルとなっている。
 ソ連に蹂躙された過酷な状況のポーランドの修道院を舞台とした『夜明けの祈り』の中で、修道女たちが讃美歌を歌う姿も強い印象を残す。「賛美歌を歌う」行為にどのような意味があるか、そして「歌うとは何か」を深く考えてみたくなった。

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(。・_・。)2k

日記 何度かチャレンジしましたが
自分に字が読めないので直ぐに挫折しました
今は良い世の中です こうやって書けますからねぇ(笑)

by (。・_・。)2k (2019-07-12 12:10) 

ゆうみ

日記件日々の記録みたいにブログがなってますね。
もう15年?
by ゆうみ (2019-07-12 19:01) 

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