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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記162日目~母の友人3人のお見舞い、その中で語られた「何もしない人たち」とは。 [「言葉」による革命]

●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記162日目~母の友人3人のお見舞い、その中で語られた「何もしない人たち」とは。

末尾ルコ「母の話、健康医療の話題」

8月28日(水)手術後162日目
転院126日目 

8月27日は母の歌の仲間が3人、つまり元教師の方々だが、お見舞いに来てくださった。
お見舞いはこれで3組目、母の(末)妹、ピアノの先生、そして今回のお3人である。

母は退職まで小学校教師を務めていたから元同僚はとても多くいるけれど、「仲がいい」となるとそう多くはない。
今回のお3人は当然ながら、「仲がいい」人たちだ。
ほとんど半年ぶりの再会であり、さすがに母も涙を溜めて話することしばしばだったし、とてもいい時間が持てた。
本当はもっと早く連絡した方がよかったのだろうがわたしにそのような心の余裕がなかった時期が長かったし、もとより母がそんなことできるはずもなかったし、わたしが(母の友人さんたちに連絡した方がいいかな)と思い始めた時期にも母の病状はまだお見舞いの人たちを受けいられれるような状態ではなかった。
結果的にはこの時期にお見舞いに来ていただけてとてもよかった。
お3人は母を見て、「手術前と全然変わってない」と言ってくれた。
毎日顔を合わせているわたしには実感できない感想を聴けたわけだが、例えば高知赤十字病院から転院したばかりの時期であれば少々やつれた感じを受けたのだろうと思う。
あの頃は手術後の「ミキサー食」をほとんど受け付けずに食事量が大幅に減っていて、どうなることかと心配したものだった。
(こうした懸念の数々は本来過去形とするべきでなく、今後も「いつでも起こる可能性がある」ことは分かってますし、それは誰しも同じ条件です。高齢であればそのリスクはより高くなるけれど、若くても何が起こるか分かりません)

小1時間のお話しだったが、母が最近作った短歌を書いたノートをお見せすると、

「こんな風にいろいろやろうという意欲があるのが凄いねえ」

と褒めてくださった。
そしてその方の言うには、

「自分たちの歌の仲間でも最近姿を見せんので気になって家へ行ってみたら、本当に何にもてない人が何人かおるがです(いるのです)」

「何にもしてない」がどのくらいのレベルか具体的にははっきりと聞けなかったが、お話の雰囲気からすると、

「食べて寝るという生きるために最低限のこと以外はほとんど何もしていない」

というような感じだった。

お見舞いに来てくださったお3人の友人・知人の中にも何人かの「何もしない人たち」がいるということは、日本社会全体では一体どれだけの方々がそのような状況に陥っているか。
英国には「孤独問題担当国務大臣」の制度ができているが。

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コメント 2

(。・_・。)2k

入院中はお見舞いに来てもらえるのが
1番嬉しい事ですよね
お母様も元気貰えたでしょうねぇ

by (。・_・。)2k (2019-09-01 02:30) 

ニッキー

お母様が大変な時よりも
一緒に楽しめる今の時期のお見舞いの方が
お母様も嬉しいですね( ^ω^ )
by ニッキー (2019-09-01 09:11) 

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