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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌156日目~嗚呼、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開延期!なので、あらためて『007』鑑賞で「世界」を感じよう。~そしてフレデリック・フォーサイス『ジャッカルの日』は映画も凄いぞ! [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と小説の話題」

3月7日(土)手術後353日目
退院後156日目

『007』についてお話を続けると、まあ『007』は言わずもがなの問答無用、世界の超メジャー映画シリーズであり、「知らぬ者のない」という形容も大袈裟ではないタイトルの一つだからわたしがどうこう開設する必要もないのだけれど、でもちょっと言わせていただければ、「めちゃめちゃおもしろいのでぜひ観ていただきたい」です。
と、想像以上に素朴な表現をしてしまった自分が嫌いでもないけれど、さらに言えば、「めちゃめちゃおもしろく」てしかも「いささかなりとも国際感覚が身につく」のですね。
『007』ジェームズ・ボンドは世界を駆け巡るわけですから。
と言っても毎回ロケは数か国だし、基本的に荒唐無稽な要素濃厚なストーリーではある。
それでも世界を股にかけて丁々発止やるボンドを中心とした人間模様を愉しみながら観ることで、(自分たちの日常生活の裏側、あるいは外側で、世界ではとてつもない遣り取りが行われているのだなあ・・・)と感じることができる。
『007』だけでなく洋画全般を鑑賞することで「世界」を感じられる・・・これがとても大きいのです。
いつも「世界」を感じつつ生きている人たちももちろん少なからずいて、そういった人たちにはいわずもがなのことでしょうが、「世界」を意識せずに日々を送っている人は今の日本にとても多い。
もちろん世界を意識するか否かと、「人間としてどうなのか」という問題とは別でして、世界を意識せずに生きている人たちで素敵な方々もいっぱいいます。
けれどできれば「常に世界を意識」した方が個人としても社会的人間としてもより素敵な人生が送れるのだと思います。
「素敵」という言葉に多くの意味を含ませていること、忘れないでくださいね。
もちろん「いかにも世界を知った風」にしている人たちの中にもぜんぜん素敵でない御仁もおります。

で、小説なんかも「世界」を感じられるもの、いわゆる「文学」でなくても、スパイ物とか国際陰謀物とかはお薦めです。
メジャーどころではフレデリック・フォーサイスやブライアン・フリーマントル、ジョン・ル・カレなど。
などと書きながらわたし自身このテの小説を最近読んでなかったので、また読んじゃおうかなあ~、と。
フレデリック・フォーサイスの『ジャッカルの日』はフレッド・ジンネマン監督で映画化されているのですが、これが傑作。
フランスのド・ゴール大統領暗殺を狙う「ジャッカル」の姿を丹念に描いた作品で、ストイックな雰囲気のエドワード・フォックスのあまりのはまり役ぶりが圧倒的なのです。


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(。・_・。)2k

唯一 007シリーズだけが全作映画館で観た映画です
007くらいCGの進歩を感じられる作品もないかもしれないです

by (。・_・。)2k (2020-03-12 02:30) 

ニッキー

かみさんに「007」を確認したら
やっぱり「上映開始日が『2020』に変更になった(´・_・`)」と言ってました(⌒-⌒; )
「ダニエル・クレイグにはこの前の映画で会えたけど
やっぱり『007』のダニエル・クレイグに早く会いたいなぁ(*_*)」とブツブツ・・・(⌒-⌒; )
by ニッキー (2020-03-12 07:36) 

hana2020

エドワード・フォックス主演の「ジャッカルの日」観たのは確かながら、詳細はほぼ忘れてしまいました。
ただ仰る通り、彼の存在はジャッカルそのものと言ってよいくらいのハマり役であったのだと。
本作に続いての「ジュリア」も、ジェーン・フォンダ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ・・・二人の名優の存在あればこそ。
互いの存在感と演技を楽しめた、傑作でした。
by hana2020 (2020-03-12 23:24) 

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