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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌161日目~「武骨」は存在するか、この世の中に・・・米国の消防精鋭部隊グラナイト・マウンテン・ホットショッを描いた『オンリー・ザ・ブレイブ』が素晴らしい。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

3月12日(木)手術後358日目
退院後161日目

『オンリー・ザ・ブレイブ』という映画が存在することを知っている日本人はさほど多くないと思うがそれはとても残念な現実だ。
ところが近年はこうした「残酷な現実」がやたら増え続けているという「さらに残酷な現実」が覆っているという重層的な現実構造・・・よくないですね。
「武骨(あるいは無骨)」とかいう言葉も死語の仲間に序列されているのか。
となれば、「死語の中にこそ素晴らしい言葉がある」と言い換えられる可能性もある。
「骨がある」という言葉もね。

要するに『オンリー・ザ・ブレイブ』は武骨(あるいは無骨)にして骨がある映画である・・・と言えばあまりに一面過ぎ、実は極めて洗練された構造をも持つとってもいい作品なのです。

出演はジョシュ・ブローリン、ジェニファー・コネリー、さらにジェフ・ブリッジスも出ている。
実話を基にしている。
実話とは米国の消防精鋭部隊グラナイト・マウンテン・ホットショットについての実話。
クライマックスは2013年にアリゾナ州で発生したヤーネルヒル火災だからまったく近年の話だ。
わたしたち日本人にとって国土が桁外れに広い米国やオーストラリアの山火事・森林火災は報道などで断片的に接することはあるけれど、どうしても切実な感情は湧かない。
しかし映画として、映像表現として、しかもある程度以上大きな画面で観る行為によって、「米国の消防隊の現実」が、もちろんそれは演出されているものだから「現実」ではないにせよ、優れた映画監督とスタッフ、そして俳優陣の努力によって限りなく現実に近い「映像体験」という体験によって不思議な実感を持って鑑賞者に受肉されていく。
しかもそれは実話を基にした悲痛な展開を持ちながらも芸術としてそしてエンターテインメントとしてわたしたちの前に提示されるという魔術なのである。

まあそれにしても『オンリー・ザ・ブレイブ』のような素晴らしい映画が米国でさえもヒットせず、もとより日本ではほぼスルーとはね・・・。
この映画、森林火災の脅威、それに挑む消防隊員の過酷な日々そして訓練、あるいは人生が見事に描かれているけれど、大地を疾駆する馬の美しさも強い印象を残す。
わたしの母も感激しておりました。

・・・

我が家のジャングル庭、放っておいたので高くなってしまった木があって、その高い部分を伐採したいのである。
業者社さんを呼べばすぐにやってくれるだろうけれど、お金がちょっとね。
長梯子を買って、自分でやろうかなとも考えているが、安全には気をつけなくちゃね。
気候が暑くなる前にやっておきたいことの一つがこれなのです。

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コメント 3

ぽちの輔

蚊が飛ぶ前が良いでしょうね^^
by ぽちの輔 (2020-03-16 06:34) 

ニッキー

素晴らしい作品でも日本では上映すらされない作品が
きっとたくさんあるんでしょうねぇ(*_*)
春は天気が変化しやすいので
外ではしごや脚立に登ったりする時は
お気をつけくださいね(_ _)

by ニッキー (2020-03-16 07:55) 

(。・_・。)2k

木も太くなると大事ですね
梯子 安全に気をつけて下さいね

by (。・_・。)2k (2020-03-16 13:39) 

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