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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌171日目~新しい身体障害者手帳の受け取り、そして要介護再認定調査の日。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題」

3月22日(日)手術後368日目
退院後171日目

更新された身体障害者手帳ができたという通知を(封書で)受け取ったので3月17日に高知市役所へ足を運ぶ。
新庁舎となってから2度目の来庁であり、地下駐車場から障害福祉課への道のりもスムースなものだ。
今回窓口担当してくれた職員さんは前回の人よりも愛想もよく手際もよく説明も簡潔だった。
民間であろうが公務員であろうが、人と相対する仕事であれば最低限の対応はしてもらいたい。
なんて誰もが思っているんでしょうが、なかなかそうはならないのが公務員の世界っつうもんでしょうか。
愛想悪くて利用者の不興を買っても尻に火が付かない世界。
しかし気持ちよい対応をしてくれるスタッフも少なからずいる。
彼ら彼女らの職場内での評価が同じでは本当はいけないのですけどね。

それはさて置き、手帳の等級は「1級」から「4級」へ。
担当医師の診断書通りの等級となりました。

そして3月18日、今度は要介護度再認定の調査員の女性が自転車に乗ってやって来る。
午前9時30分、眼鏡をかけた細身の中年女性だ。
この調査、要するに要介護対象者の母と、母を介護しているわたしに対する聴き取りである。
質問内容は多くのサイトでも取り上げられているが、要介護対象者の身体状況、認知状況、あるいは精神状況をチェックするための質問が行われる。
今回の場合は時間にして約30分だったが、正直言えばこの程度の時間の質問で何が分かるかというところだ。
けれど他によりよいやり方が見つかれねば致し方ないところ。
で、ケアマネさんの見立てだと、現在「要介護4」(「5」が最も重い状態)の母は今回の再認定で「おそらく「2」か「1」になるだろう」とのことでした。
が、これはもちろん彼女の経験からの予測であり、「まったく意外な認定結果になる場合もたまにはある」と言います。
「要介護」よりも状態が軽いと認定されれば、「要支援」となりまして、それだけ心身状態が改善したことになるわけで、そうなれば本来家族としては喜ばしいところなのですが、今後も継続していただかないと困る介護サービスが受けられなくなる場合も生じるわけで、再認定結果が出るまでやや悩ましいところなのです。
例えばお世話になっているデイケアでは入浴介助してもらってるんですが、入浴は現在のところ自宅では危険なのでぜひ継続していただきたいとか、あるんですよね。
出も同時に、心身状態がよりよくなっているという意味の「要支援」よりも「要介護」を望む自分というのもちょっと違うんじゃないかという気がしましてね。
要するに、「制度」と「実質」のせめぎ合いと言いますか、そんなじれったさがあります。

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(。・_・。)2k

難しい問題ですね
サービスは今まで通りにならないと困ることもでますよね
維持できると良いですね

by (。・_・。)2k (2020-03-27 05:12) 

ニッキー

介護度が4から2や1になるのは
お母様が元気で介護がほぼ必要なくなったという
とても嬉しい認定度ですが、それによって
様々なサービスが受けにくくなったり、
金銭援助が少なくなったりすると
家族の負担が増えて大変ですよねぇ(*_*)
もう少しその過程に見合った支援が出来るよう
上手く調節って難しいのかな(ー ー;)
by ニッキー (2020-03-27 07:29) 

JUNKO

そのお悩みわかる気がします。綺麗に線引きできない部分の様々な問題を残したままですからね。結局家族に負担がかかっていきます。機械的でない判断を受け入れる余裕を願いたいです。
by JUNKO (2020-03-27 10:58) 

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