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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌231日目~再開したオーテピア初日の様子、フェイスシールドのスタッフ、至る所に消毒、ノーマスクお断り?~『日日是好日』、心地よい雨の音、(観たい女優)黒木華。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題、社会観察」

5月22日(金)手術後425日目
退院後231日目

オーテピア(高知県の図書館。県立図書館と市民図書館を合併した複合施設)は30日以上休館だったけれど、もちろん新型コロナの影響で、5月12日から再オープンした。
その日の午前中に行ったらさすがに来館者は多い。
火曜日だったけれど、休日並みの人出だったと後からニュースで知った。
とは言え高知ですから、「3密」とまでは行きません。
オーテピアのスタッフは見た範囲では皆透明のフェイスシールドをしていた。
管内の至る所に消毒も置いている。
そして、どれだけ厳密に行っているかはわからないが、原則「マスクをしてない人は入館お断り」だという。
知らずに行って、「お断り」されたら憤慨するかもしれないけれど、昨今何らかの施設などに入るときにノーマスクではいけないでしょう。
一人の無思慮な人間の行動が多くの人たちの生命や健康を危機に陥れる可能性があるわけですから、オーテピアのような対応も時に必要でしょうね。
ただこれは民間ではなかなか難しい方法でもあります。

・・・

『日日是好日』という映画は茶の湯を大きな芯として、一人の女性が精神的に少しずつ成長していく様を描いている。
「一人の女性」を演じるのは黒木華で、黒木華はわたしにとっては(出演していればどんな映画でも観たくなる女優)の一人。
今の日本ですと、黒木華、桜井日奈子、長澤まさみ、有村架純らは出ているだけで観たくなります。
外国映画であれば、イザベル・ユペールやジュリアン・ムーアなどある程度以上の年齢の女優でも(出ているだけで観たい!)という人は多いのですが、日本はなかなかそこまで活躍する人はいないですからね。
吉永小百合はもちろん凄い女優ですが、彼女の出ているものは昨今どうしても微温的な映画が多いですから。

それはさて置き、『日日是好日』はとても心地よく鑑賞できました。
茶の湯がテーマであって、茶室の外から聞こえる雨の音などが効果的に取り入れられている。
いやホント、わたしのとっても「わすれがちなもの」をあらためて認識させてくれる素敵な時間を創造してくれる映画です。
「雨の音」を愉しむ余裕はこのところついぞ希薄になっていた。
もともと雨の音、大好きなんですけどね。
豪雨だって災害に繋がらなければ、外へ出ていく用事がなければ、WOWOWの受信状態に影響がなければ(笑)十分に愉しめます・・・と勝手なことを書いてますが、わたしも人間ですから自分勝手な部分はもちろんあります。
自分勝手な部分はありながら、「無私」の部分も成長させていきたい・・・わたしはそう願っています。

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(。・_・。)2k

江戸ではノーマスクは禁止は民間の方が多いです
なにかあったら 取り返しつかないですからね
憤慨して暴れる人もいるようですが
世の中的に どっちが悪いかは知れた事ですから
持って歩いて お店に入る時などはして当たり前な世の中に
なって欲しいものです

by (。・_・。)2k (2020-05-26 01:29) 

ニッキー

ノーマスクで人の多い場所に行く人がまだいるけど、
最低限のマナーだと思うのですが・・・
最近はマスクも売ってるし、リスクは避けるように
してほしいです(*_*)
by ニッキー (2020-05-26 07:11) 

JUNKO

私も見ました。いい映画ですね。黒木華さんを最初に見た時この子はうまいと思いました。それからぐんぐん有名になって。これからも楽しみな女優さんですネ。
by JUNKO (2020-05-26 13:23) 

hana2020

黒木華を初めに見たのは朝ドラ「純と愛」のダメOL役で、どこにでもいそうなステレオタイプな女の子の役柄であったものが、その後の「重版出来!」「みをつくし料理帖」と楽しませる女優へと成長をとげました。
彼女を語る上で欠かせない一作に「リップヴァンウィンクルの花嫁」があります。
あの「311」後に制作、そして現在私達が置かれている状況とを考えたら、作中で彼女の演じた役柄、台詞が・・・映像と使われた音楽との対比、現実のもつ重みは限りないものと思えてなりません。
by hana2020 (2020-05-26 16:48) 

ゆうみ

この映画は 映画館で観ました。
雨の音も良く 間合いが絶妙だった記憶があります。
by ゆうみ (2020-05-26 19:40) 

hana2020

RUKOさんのお勧めされていた「 ガルヴェストン」を観ました。
「レオン」ほど派手なエンタメ性はないものの、それぞれの人生をつないだものは年齢や男女間を超えたものであった。
そこにロイが残りの人生をかけて守り抜いた、その思いが娘ティファニーへ伝わった件。。ハリケーンの迫っている中を必死で前へ進む、老いたロイの姿には生きるとはなになのか…と胸にくるものがありました。良質な作品を、お教えくださってありがとうございます。
by hana2020 (2020-05-26 23:58) 

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