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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌232日目~再オープンのイオン高知、スターバックスの床は矢印でいっぱい。~映画『日日是好日』で描かれた「一期一会」思想の受肉。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題、社会観察」

5月23日(土)手術後426日目
退院後232日目

イオン高知も5月13日には再オープンしました。
取り合えずその日の午前に足を運んでみました。
イオン専門店街は平日にしてはお客さんが多い印象。
まだ再オープンしてない(ように見える)レストランもいくつか見えました。
スターバックスはまだ店内飲食をやっておらず、床にはいくつも矢印が貼り付けられていた。
これらはお客さんが多い時間の「順路」といったものだろうが、イオン高知のスターバックスが賑う時間はお客さんの数が尋常ではないので大変だと思います。

それはさて置き、この朝、わたしたちが来店した時には他のお客さんはおらず、店長やスタッフたちと旧交を温めた。
母と一番仲の良いスタッフさんはその時いなかったけれど、オープンしておればそのうち会えだろう。

(現在スターバックスはテーブルが戻ってまして、やはり嬉しいですね。母と一番仲の良いスタッフさんとも、もう何度も会ってます)

・・・

『日日是好日』は大森立嗣監督の作品で、この名前は「たつし」と読みます。
大森立嗣監督は俳優の大森南朋の兄でして、現在までに『ゲルマニウムの夜』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』『まほろ駅前多田便利軒』『ぼっちゃん』『さよなら渓谷』『まほろ駅前狂騒曲』『セトウツミ』『光』『日日是好日』『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』『タロウのバカ』と、やはり面白い映画が多いです。
大森監督の新作が『MOTHER マザー』で、長澤まさみが主演です。
長澤まさみがハードな役を演じるということで、これはわたしも大いに期待をしています。

『日日是好日』はわたしの見たところ、黒木華演じる女性が人生の長い月日を通じて

「一期一会」の

心得を感得する、つまり受肉する過程を描いているのだと思いました。

「一期一会」というあまりに有名な言葉。
これを「理屈として」理解している人は数多いでしょうが、「理屈で知っている」のと「実感をもって知る」、つまり「感得する」、あるいはわたしはよく「受肉する」という言葉を使いますが、まったく違うのですよね。
とても分かりやすい例を挙げますと、

「人はいつか死ぬ」ということ、

子どもでも知っています。
しかし当然ながら「感得」はしていないし、まして「受肉」はされていません。
「人間はいつか死ぬ」という理屈は分かっていても、「死ぬということの理不尽さ」についてはまったく、本当に意味での理解ができてない。
子どもだけではなく、大人もほとんど同じことだと思います。

ではそうしたことをどうすれば感得、受肉できるのか?

大きな病を得ることで見えてくることもあるでしょうし、大きな精神的困難を被ることで見えてくることもあるでしょう。
あるいは大事な人がたおれた時とか・・・。

いずれにしても、「理屈で知っている」段階では「本当に知っている」ことにはならないものごとが世の中はほとんどなのだと思います。

それにしても『日日是好日』の黒木華、あるシーンで突如としてその美しさが十倍以上と化した。
その演技、演出も実に映像的でして、とてもよかったのです。

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コメント 3

(。・_・。)2k

好きなお店に行けるようになったのは嬉しいですよねぇ
俺も肉が食いたいっす(笑)

by (。・_・。)2k (2020-05-27 04:15) 

ニッキー

関東のスタバも椅子が戻ってるようです^^
ワクチンが開発されただけではないので
安心はできませんが、自衛しながら
ちょっとずつ自分達の好きなことを楽しみたいですね( ^ω^ )
by ニッキー (2020-05-27 07:26) 

ゆうみ

イオンモールはなんでもあるから 本当に便利ですね。
車があれば 毎日行くんだけど
by ゆうみ (2020-05-27 19:44) 

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