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●末尾ルコ かつて語った『倉橋由美子の怪奇掌編』2 [「言葉」による革命]

『倉橋由美子の怪奇掌編』。

例えば「体内から革命を企てる声が聞こえてくる」作品、その名も「革命」。
あるいは「自分の子どもが溶けて骨になる、が、生きている」作品、「事故」。

軽いタッチなのに不気味さは十二分で、時に戦慄さえ走る。

『倉橋由美子の怪奇掌編』・・・就寝前に読むにはうってつけだけれど、奇怪な夢を見る可能性はかなり高いかもしれない。


タグ:アート 読書
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lequiche

あからさまな高知出身者という表現は面白いですね。
ホントにそういう人、いるんですか?
(いるんでしょうねぇ)
私は東都書房版の『暗い旅』を持っています。
古書店でかなり高額でしたが手に入れました。
でもその後、見かけたことがありませんので、
そこそこ稀覯本だと思います。
by lequiche (2021-01-13 02:01) 

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