●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、レネ・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』、深い感動を呼ぶ、二人のファンとの交流。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
・・・
レネ・ゼルウィガーの大ファンだったことはわたし何度となく書いているが、一時まことしやかに「整形失敗」だのいろいろ書かれ、正直なところ若き日の圧倒的スターぶりを熟知しているわたしはかなり残念に思っていたのだけれど、ああ、ごめんなさい、レネ・ゼルウィガー、『ジュディ 虹の彼方に』では「最早若き日の容姿ではない」レネ・ゼルウィガーだからこその凄い演技で目はくぎ付け、圧倒され続ける。
なにせ『ジュディ 虹の彼方に』では「今のレネ・ゼルウ」よりもさらに老けたメーキャップで、と言うか、レネ・ゼルウィガーと知らなければひょっとしたらレネ・ゼルウィガーと気づかなかったかもしれないほどの変化(へんぎ)で挑み、だからこそ47歳で弁念を迎えざるを得なかったジュディ・ガーランドの姿を抉り出している。
いや、凄い。
そして誰もが言うようにクライマックスの「虹の彼方に」の絶唱…。
そして映画中、二人の男性ファンとの交流がことさら感動的だ。
かつての大スター、世界のジュディ・ガーランドだけれど、ロンドンでのショウガはねた後、外でサインを求めて待っていたのは男性ファン二人だけ。
しかもガーランドはその二人に「夕食いっしょにしない?」と誘う。
男たちが目当てにして足を運んだ店は閉まっていて、こともあろうか二人のうち一人の自宅で食事する羽目になる。
男の手料理を食べるガーランドだが、このファンたちの気持ちは純粋そのもの。
男の一人はピアノでガーランドの曲を弾きつつ泣き始める。
彼らの人生の中でガーランドの存在がいかに大きかったことか、大きくあり続けていることか。
ガーランドは言う、「(ロンドンのショウで)あなたたちがいつも来てくれているのはしっかり見えてます。いつも味方がいるようで本当に嬉しい」と。
「いつも味方がいるようで」と、これはとても重く素晴らしく美しい言葉だ。
そう、最高の介護を超えるべく。
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レネ・ゼルウィガーの大ファンだったことはわたし何度となく書いているが、一時まことしやかに「整形失敗」だのいろいろ書かれ、正直なところ若き日の圧倒的スターぶりを熟知しているわたしはかなり残念に思っていたのだけれど、ああ、ごめんなさい、レネ・ゼルウィガー、『ジュディ 虹の彼方に』では「最早若き日の容姿ではない」レネ・ゼルウィガーだからこその凄い演技で目はくぎ付け、圧倒され続ける。
なにせ『ジュディ 虹の彼方に』では「今のレネ・ゼルウ」よりもさらに老けたメーキャップで、と言うか、レネ・ゼルウィガーと知らなければひょっとしたらレネ・ゼルウィガーと気づかなかったかもしれないほどの変化(へんぎ)で挑み、だからこそ47歳で弁念を迎えざるを得なかったジュディ・ガーランドの姿を抉り出している。
いや、凄い。
そして誰もが言うようにクライマックスの「虹の彼方に」の絶唱…。
そして映画中、二人の男性ファンとの交流がことさら感動的だ。
かつての大スター、世界のジュディ・ガーランドだけれど、ロンドンでのショウガはねた後、外でサインを求めて待っていたのは男性ファン二人だけ。
しかもガーランドはその二人に「夕食いっしょにしない?」と誘う。
男たちが目当てにして足を運んだ店は閉まっていて、こともあろうか二人のうち一人の自宅で食事する羽目になる。
男の手料理を食べるガーランドだが、このファンたちの気持ちは純粋そのもの。
男の一人はピアノでガーランドの曲を弾きつつ泣き始める。
彼らの人生の中でガーランドの存在がいかに大きかったことか、大きくあり続けていることか。
ガーランドは言う、「(ロンドンのショウで)あなたたちがいつも来てくれているのはしっかり見えてます。いつも味方がいるようで本当に嬉しい」と。
「いつも味方がいるようで」と、これはとても重く素晴らしく美しい言葉だ。
スターも人なんですよね
by (。・_・。)2k (2021-05-19 16:54)