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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~坂本龍一、高橋幸宏も闘病中、人間と病~『プラトーン』と「同時代性のみ」の存在。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



アントニオ猪木は79歳で死去した。
坂本龍一は70歳で、ずいぶん前から癌との闘病を続けている。
高橋幸宏も70歳。
近年脳腫瘍の手術をし、今年9月、50周年記念ライブに参加することができず、当人不在の「50周年ライブ」となってしまった。

アントニオ猪木、あるいは坂本龍一や高橋幸宏ら、若い頃はいかにも浮世離れした人たちで、病気で苦しむイメージなどなかっただけに、あらためて人間と病気の関係、往々にして人生の終盤に過酷な状況が待っていることに思いを馳せてしまう。
もちろんこれは高齢になった者だけでなく、若くてもいつだって可能性があるわけだが。



ベトナム戦争を描いた映画で、映画史上双璧は『地獄の黙示録』と『ディア・ハンター』だと確信しているが、公開当時世界的に圧倒的に膾炙した作品として『プラトーン』がある。
オリバー・ストーン監督。
アカデミー賞など多くの映画賞をかっさらった、「ベトナム戦勝のリアリティを描いた画期的作品」ともてはやされたのだが、もちろんさほど評価しない人たちもいたけれど、総じて映画史上画期的作品というイメージが浸透していた。
しかし今回鑑賞しての感想は、(鈍い映画だな)というもので、公開当時刺激的だった演出映像も現在では平板な印象しかもたらさないと感じた。
未来永劫「凄い」であろう『地獄の黙示録』、そして『ディア・ハンター』とは最早比較にならない。
「時代を越えて凄いもの」と「その時代のみのもの」との違い、これは厳然として存在する。

・・・

『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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(。・_・。)2k

確かに その2作品は名作ですね
何度も観ています

by (。・_・。)2k (2022-12-01 22:59) 

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