●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~チャドウィック・ボーズマン『42』を観た~『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』という映画。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
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スポーツ観戦にもすっかり疎遠となっている美ヒヨコ(おれ)。
スポーツそのものというよりも、スポーツを取りまく環境が嫌なのね。
特に報道ですけどね。
そんな美ヒヨコ(アルベール)が『42』というMLBを題材として映画を観たのは何よりもチャドウィック・ボーズマン主演だったからだ。
『ブラックパンサー』のとてつもない世界的スーパーヒットによりスーパースターとなったばかりのチャドウィック・ボーズマンが癌で、43歳で死去した時には、(こんなことってあるんだ)と愕然としたものだ。
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『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』という映画はフランスのレオン・ブルム高校で起こった実話を基にしていて、作品のほとんどの時間は、一見地味な中年女教師と生徒たちのやり取りで埋められている。
いろんな意味で「出来の悪い」生徒たちをに対し、どのようにして学業に対するモチベーションを与えられるか・・・この困難な問題に対し、教師はアウシュビッツをテーマとした全国歴史コンクールへのエントリーを提案する。
映画化までされているのだから、その取り組みが成功したであろうことは誰でも想像がつくが、想像に難くない結末に向かってこの作品はどのように進行していくか。
なかなかに観ものの約100分だ。
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『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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スペイドはクスクス笑った。「悪党も下っ端になるほど、派手なタンカを切るもんと見える」とうれしそうに言った。
『マルタの鷹』ダシール・ハメット
村上啓夫訳 より
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チャドウィック・ボーズマン、その出演作品も含めて全く知らない俳優でした。
四十代の若さでの癌、そしてコロナ感染で亡くなられたのですね。
すでに私達はコロナウィルスの存在を忘れたかのように生活をしていますけど、コロナがなくなった訳でもなく、それによる死者、後遺症に苦しむ人々の存在は忘れてはいけないと言う事ですね。
「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」、お書きになられているように、一見地味な一作ながらストーリー展開が楽しめる作品のようです。
しかしRUKO様うたちゃん様との日々の暮らしの中で通所に、お買いもの、家事となさっていても、本を読み。映画に親しむ。一日の時間の使い方が、私とはあまりにも違い過ぎます!
by hana2023 (2023-06-03 22:46)