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*デ・シーカ「終着駅」の強烈な展開。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「終着駅」。監督はヴィットリオ・デ・シーカ。「自転車泥棒」や「靴みがき」のどでネオリアリズモの代表的作家の一人として名を馳せる。今観るととても新鮮。ローマの駅構内のみで展開されるストーリー。最初は会話劇的かと思ったが、すぐに極めて動的な作品としての牙を剥く。雑踏に満ちたローマの駅の中にいくつもの象徴を散りばめ、時にヒッチコック的サスペンスでワクワクさせてくれる。
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hana2024

デ・シーカの名を一躍世界に知らしめた「自転車泥棒」、「靴みがき」はチョッと知りませんが、「終着駅」はストーリー、展開ともに興味深いです。
交通機関のひとつであるに関わらず、駅は様々な物語を生む場所。駅を舞台する映画って、何本くらいあるのでしょう。
by hana2024 (2024-05-17 23:06) 

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