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*作品が悪いのか、鑑賞眼がないのか。 [末尾ルコ(アルベール)より]

ではどのような人たちがキーファー・サザーランドが「父親を超えた」などと言うのでしょうか。そもそもキーファー・サザーランドの「24」が好きな人はドナルド・サザーランドが出演している映画を観たことない人が多いだろう。観たことがあるにしても、しっかり鑑賞してない、あるいは鑑賞眼がない人も多いに違いない。淀川長治さんの「芸術とは格闘が必要である」的な金言を持ち出すまでもなく、芸術にしろエンターテイメントにしろ(この2者はかなり重なり合っているが)深く理解するには深い鑑賞経験だけでなく、他の多くの素養が必要となるのだが、昨今「自分が理解できない」ことを「作品が悪い」と思い込む向きが多いんです、困ったことに。
    
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hana2024

地方で幅を利かせる不良兄ちゃん役がハマリ役、「スタンド・バイ・ミー」での役柄を地でいくようであったキーファー・サザーランド。
その後役に恵まれない時期が続いて、テレビドラマシリーズ「24」が代表作となった模様ですね。
地上波のみの我が家は、「24」は見られませんが。
映画を観ない、古い映画に対する知識の乏しさ、無理解からの思い込みで、ものごとを制限するよりはと感じられます。
by hana2024 (2024-07-09 09:45) 

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