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*腹の据わったシャルロット。 [末尾ルコ(アルベール)より]

シャルロット・ゲンズブールといえば、父親はセルジュ・ゲンズブール、母親はジェーン・バーキンというとてつもない両親であり、デビュー時にその七光りは当然大いにあったのだけど、その後の白身の着実な活躍によっていつしか本人も押しも押されもせぬ大スターとなっている。そんな大スターの彼女が「アンチクライスト」では、(ここまでやるのか)と驚くようなシーンを演じている。それはもちろんラース・フォン・トリアーという特殊な監督の作品だからこそではあるのだけれど、彼女に限らずフランスの映画俳優たちの腹の据わり方にはいつも羨ましく感じるものがある。
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hana2024

タイトルからして「アンチクライスト」ですもの。予告編を観ました。
ラース・フォン・トリアー作品をこれまでにそう多く観てきた訳ではありませんし、癖の強い作風を好む訳ではありませんけれど。
女優であるからは、相手役がウィレム・デフォーである点も含め、同監督下で主演を務めたいと希望したと想像しました。自らがどこまで自分をさらけ出して、表現が可能かと言う面も含めてです。
「アデル、ブルーは熱い色」での主演女優ふたりにもそれは言えることであったかと。
その容姿からまだ若い、若いと感じていたシャルロット・ゲンズブールも、五十代なのですね。彼女の過去の出演作品では、ウィリアム・ハートとの共演作「ジェーン・エア」はスクリーンで観ていました。

by hana2024 (2024-07-25 21:56) 

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