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*「エディット・ピアフ」路上のラ・マルセイエーズ。 [末尾ルコ(アルベール)より]

マリオン・コティヤールの「エディット・ピアフ」でピアフの少女時代、それはもちろんコティヤールじゃなくて子役なのだけど、路上でまったくウケない切羽詰まった大道芸人の父親に「なんかやれ」と無茶ぶりされ、仕方なくフランス国歌ラ・マルセイエーズをうたい始める。足を止めて聴き始める。心を動かされる顔、顔、顔。少女がうたい終えると大きな拍手。バスケットを持った中年婦人が駆け寄り、少女にお金を渡す。歌唱が人々の心を揺さぶった美しい場面。そしてぼくは、少女のラ・マルセイエーズに心揺さぶられた人たちの人生を想像する。
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hana2024

マリオン・コティヤールは女優なので当然ですが、エディット・ピアフ役と、他の出演映画ではまるで別人かと思う程に違って感じます。
長く生きていることで、心を揺さぶられる経験をしばらくしていないせいもあり、そうした行為へ走ると事への想像は興味深く思えました。
by hana2024 (2024-08-05 18:14) 

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