SSブログ

*「ピエタ」の普遍的感動。 [末尾ルコ(アルベール)より]

松永大司監督の「トイレのピエタ」。「ピエタ」とは本来イタリア語で「哀れみ」あるいは「慈悲」などの意味があるが、キリスト教美術の文脈では、「聖母マリアが死せる息子(イエス・キリスト)を抱いている姿」を描いた彫刻や絵画を意味しており、最も有名なものが、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂のミケランジェロによる作品である。しかし「ピエタ」はキリスト教の文脈を大きく超えて、「子を想う母親の愛情」「子を失った母親の嘆き」などを表現し、わたしたちに普遍的感銘をもたらしてくれる。

nice!(9)  コメント(1) 
共通テーマ:アート

nice! 9

コメント 1

hana2024

ミケランジェロの「ピエタ」、「ダビゼ像」。そしてシスティーナ礼拝堂の天井画、最後の審判と。聖書の物語、登場人物たちを壮大なスケールで描いた。多彩な才能をもったとてつもない天才である、ルネサンス文化もこの人がいなかったら、そこまでの動きはなかったかもしれません。
by hana2024 (2024-10-22 13:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。