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*情けない役も素敵なトランティニャン。 [末尾ルコ(アルベール)より]

ぼくが愛する映画男優といえば、なにせロバート・デ・ニーロ。これはもう飛び抜けてであり、我が人生の中で不動であるわけです。続いて、市川雷蔵、ジャン=ルイ・トランティニャン。でも他にもいっぱい好きな俳優いるんだよね。困ったなあ。困るな、と。
ロジェ・バデム監督の「素直な悪女」、観たんだけど、ブリジット・ボルドー、クルト・ユルゲンス、そしてジャン=ルイ・トランティニャンなどのキャスト。まだ若いトランティニャン、ちょっと情けない役だけど、そういうのもとても似合う。とっても幅の広いスターなんです。
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hana2024

ジャン=ルイ・トランティニャンの陰のある繊細さは勿論好きです。
「タワーリング・インフェルノ」でコメントしようと思いつつ・・・
今から50年以上前に撮られた映画。でもだからこそ可能であった大掛かりなセットに、大スター達の共演。火災にしてもCGなどではなく本ものならではの迫力のシーン。
閉じ込められた空間を舞台に、生き延びられるのは誰かの恐怖を描いた映画は、同じような設定で数本挙げられますけれど。ウィリアム・ホールデンのもつ貫禄と、いぶし銀のような渋さ。他に敵う人なしの二大スター、P・ニューマンとS・マックィーンが映画好きならたまらない大活躍をみせてくれる。男の中の男のイメージを裏切らないキャラ設定を頼りにした展開とそれぞれの演技、渋い魅力。
俳優たちの魅力に加えて、制作のリアルさと、エンタメ性の高さも本作以降の作品とも一線を画していると感じました。
「素晴らしい」という感想は、50年の年月を経て本作は今もなお「変わらず素晴らしい」と思わせてくれるのですね。


by hana2024 (2024-10-11 12:58) 

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