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*森谷司郎監督と小松左京。 [末尾ルコ(アルベール)より]

森谷司郎監督は53歳で死去している。あの風格と苛烈と凄みの「八甲田山」を撮った監督が53歳でなくなっているとは驚きだし、残念なことだ、いかに数十年前のことと言えど。
森谷監督の「日本沈没」は、親に連れられて映画館で観た。
1973年のこと。(ああ、日本が沈んでるなあ)というシーンがあったが、作品全体の記憶は薄い。小松左京のベストセラーが源作だった。しかしさほど小松左京を読んでないぼくにとって彼の最もインパクトある作品は、短編の「くだんの母」である。今後さらに新たに彼の作品を読むかどうかはわからない。
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hana2024

森谷司郎監督の53歳での死去はあまりにも、早過ぎました。
「八甲田山」のスケールの大きさ、自然を前にした人間の無力さや判断の甘さと、今に通じるものを考えさせられました。
by hana2024 (2024-10-30 15:24) 

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