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*「パリに見出されたピアニスト」の主役はあの大名優の孫。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「パリに見出されたピアニスト」(原題 Au bout des doigts)という2018年のフランス・ベルギーの映画はその構造がほとんど「テノール」と同じで、どちらも要するにベタ、しかしよきベタである。「テノール」は若いラッパーがオペラ歌手になり、「パリに見出されたピアニスト」は窃盗などを繰り返す少年がピアニストとなる。どちらも専門家に見出だされてのこと。特に「パリに見出されたピアニスト」はそれがランベール・ウィルソンだから観入ってしまう。さらに少年を直接指導する講師がクリスティン・スコット・トーマス。さらにさらに、主役の少年がジュール・ベンシェトリ。と書いても誰かわからなかろうが、ジャン=ルイ・トランティニャンの孫だという。鑑賞後これを知ってわたしは(観てよかった)とつくづく思った。

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JUNKO

私も見ました。俳優さんに関しては何もわかりませんでした。
by JUNKO (2024-12-01 12:41) 

hana2024

ジャン=ルイ・トランティニャンのお孫さんと言う事は、お爺さんに雰囲気は似ていらっしゃるのかしら。
講師役のクリスティン・スコット・トーマスは、好きな女優のひとりです。
「ミッション:インポッシブル」では、ワンシーンのみ。「イングリッシュ・ペイシェント」での彼女は無名だからとキャスティング時に難色を示されたとか、しかしアフリカの砂漠を舞台にした男女の恋の物語。演じるに相応しい大人の女性の美しさ、品の良さを感じました。映画の原作は、ブッカー賞受賞作品でしたね。映画化されているものが多く思います。
by hana2024 (2024-12-01 23:29) 

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