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*年末年始お薦め映画、もちろん「カサブランカ」も! [末尾ルコ(アルベール)より]

その意味で十二月一月、「カサブランカ」も観なくちゃねえ。未見の人はもちろん、観たことある人も、何度観てもいいから。てなわけで、以前にアップした大切な文章、また載せます。

さて人生は苦しいものです。表面上は笑顔を浮かべていても、ほぼ誰もが苦しみながら生きている。映画歴史の中に奇跡的なシーンがあります。「カサブランカ」、リックのバーでナチスの将校たちか我が物顔でドイツの歌をうたっている。反ナチ運動家ラザロとリックの指示でフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」をうたい始める。フランス人たちは 総立ちでドイツに対抗してうたう。状況の中でナチスに媚びを売らざるを得なかったイヴォンヌも涙を流しながらうたう。屈辱の日々をぶち壊そうとするかのように。そして、「フランス万歳!自由万歳!」と叫ぶ?(これは一体演技なのか?)と思うほど迫真の表情。奇跡のシーン、奇跡の表情。映画にはこういうことがある。


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